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がくかんせつだっきゅう

顎関節脱臼

症状と特徴

大きく開けた口を閉じられなくなり、口が開いたままになる状態です。顎の痛み、話しにくさ、唾液が流れる、噛み合わせのずれなどを伴います。片側のみの脱臼では顎が反対側へ偏ることがあります。繰り返すものは習慣性顎関節脱臼と呼ばれます。

原因

あくび、歯科治療、嘔吐、けいれん、挿管などで長時間または急に大きく口を開けたことが契機になります。関節の形態、靱帯や関節包のゆるみ、加齢、神経・筋疾患、薬剤による不随意運動などが関係することがあります。外傷により生じる場合もあります。

治療

急性脱臼は、医療機関で鎮痛、必要に応じて鎮静や局所麻酔を行ったうえで整復します。自分や周囲の人が無理に戻そうとすると、骨折や軟部組織の損傷を起こすおそれがあるため避けます。整復後は、しばらく大きく口を開けない、あくび時に顎を支える、軟らかい食事にするなどの注意が必要です。反復例では、原因の評価、行動指導、スプリント、注射治療、手術などを個別に検討します。