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かいちゅうしょう

回虫症

症状と特徴

無症状のことも多いですが、幼虫が肺を通過する時期に、咳、発熱、喘鳴、好酸球増多などを伴う一過性の肺症状(レフレル症候群)が出ることがあります。腸内の虫体数が多いと、腹痛、食欲低下、下痢、栄養障害、腸閉塞を起こすことがあります。成虫が胆道や膵管に迷入すると、胆管炎、胆嚢炎、膵炎を起こすことがあります。

原因

回虫卵で汚染された土壌、野菜、水、手指などを介して、感染性をもった虫卵を口から摂取することで感染します。摂取された卵は小腸でふ化し、幼虫は血流を介して肺へ移動した後、気道を上がって再び飲み込まれ、小腸で成虫になります。衛生環境が不十分な地域への渡航・滞在などがリスクとなります。

治療

アルベンダゾールまたはメベンダゾールなどの駆虫薬で治療します。腸閉塞、胆道閉塞、膵炎などの合併症がある場合は、入院治療、内視鏡的処置や手術が必要になることがあります。野菜をよく洗うこと、手洗い、適切な衛生管理が予防になります。

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