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くらみじあけつまくえん(とらこーま)

クラミジア結膜炎(トラコーマ)

症状と特徴

成人の封入体結膜炎では、充血、粘液性または膿性の目やに、異物感、眼痛、まぶたの裏側の濾胞などがみられ、数週間から数か月にわたり遷延することがあります。新生児では生後5〜14日ごろに、充血、目やに、まぶたの腫れ、偽膜などを生じることがあります。新生児では肺炎を合併することがあるため、せき、呼吸が速い、哺乳低下などにも注意します。なお、トラコーマはクラミジア・トラコマチスによる慢性の眼感染症で、反復感染により結膜瘢痕や角膜障害を来す病型を指し、一般的な成人のクラミジア結膜炎と同義ではありません。

原因

クラミジア・トラコマチスによる感染です。成人では主に性行為に関連して、手指を介して眼に感染することがあります。新生児では、感染した母親の産道を通る際に感染します。トラコーマは衛生環境が不十分な地域で、反復する接触感染やハエの媒介などにより広がることがあります。

治療

クラミジア結膜炎には全身投与の抗菌薬が必要で、一般にはアジスロマイシンまたはドキシサイクリンなどが用いられます。妊娠中、新生児、小児では年齢・妊娠状況に応じて使用薬を選びます。点眼薬のみでは不十分なことがあります。成人では性的パートナーも検査・治療の対象となり、治療完了まで性行為を控えることが勧められます。新生児例では肺炎の評価も行います。

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