もうぜつ
毛舌
症状と特徴
舌表面の細かい突起である糸状乳頭が伸長し、毛が生えたように見えます。白色、褐色、黒色などに見えることがあり、黒色の場合は黒毛舌とも呼ばれます。舌の見た目の変化や異物感、不快感のほかは、症状がないことも多いです。
原因
糸状乳頭の角化や脱落の低下、口腔内細菌・真菌の増加などが関与すると考えられています。抗菌薬の使用、喫煙、口腔清掃不良、口腔乾燥、発熱や全身状態の低下、軟らかい食事、コーヒー・茶などによる着色が誘因となることがあります。
治療
多くは良性で、誘因の見直しと口腔衛生の改善により数週間から数か月で軽快します。歯みがき後に、舌ブラシまたは軟らかい歯ブラシで舌表面を強く傷つけないよう軽く清掃します。喫煙を控え、口腔乾燥や原因となりうる薬剤については自己判断で中止せず医師・歯科医師に相談します。痛み、出血、治らない白斑・黒色病変がある場合は、ほかの病気との区別のため受診します。