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なんべいしゅっけつねつ

南米出血熱

症状と特徴

南米出血熱は、アルゼンチン出血熱、ボリビア出血熱、ベネズエラ出血熱、ブラジル出血熱などの総称です。潜伏期間は病気により異なりますが、おおむね1~2週間です。発熱、頭痛、悪寒、倦怠感、筋肉痛、吐き気などがみられます。重症化すると、出血傾向、低血圧、ショック、神経症状などを起こすことがあります。致命率は病原ウイルスや治療の有無により大きく異なります。日本国内では患者発生は報告されていません。

原因

アレナウイルス科のウイルスによる感染症です。ウイルスを保有するげっ歯類の尿、便、唾液などで汚染された食品・粉じんへの接触や吸入を介して感染します。病気によっては、患者の血液や体液への接触による感染にも注意が必要です。

治療

補液、出血やショックへの対応などの支持療法を行います。アルゼンチン出血熱では、発症早期の回復者血漿が有効なことがあります。リバビリンが用いられる場合もありますが、有効性は病原ウイルスや治療開始時期によって異なります。アルゼンチン出血熱にはCandid #1ワクチンがありますが、広く国際的に使用されるワクチンではなく、南米出血熱全般を予防できるものではありません。