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せんてんせいないはんそく

先天性内反足

症状と特徴

片側または両側の足が内側へ反り、足底が内側を向くように見える先天性の足部変形です。典型例では、足先が下を向く尖足、前足部が内側へ曲がる内転、踵が内側へ傾く内反、土踏まずが強い凹足が組み合わさります。変形は比較的硬く、手で容易に正常位置へ戻らないことが特徴です。

原因

原因は完全には解明されていません。遺伝的素因に加え、胎児期の足部・下腿の骨、筋肉、腱、靱帯、神経の発達に関わる複数の因子が関与すると考えられています。二分脊椎などの神経筋疾患に伴う二次性内反足との区別も重要です。

治療

出生後できるだけ早期に、小児整形外科で治療を開始します。現在の標準的な初期治療はポンセティ法で、週1回程度の段階的な徒手矯正とギプス固定を繰り返し、多くの例でアキレス腱切腱術を追加します。その後、再発予防のため足を外転位に保つ装具を継続して使用します。矯正が不十分な場合や再発例では、追加のギプス治療、腱移行術などの手術を検討します。適切に治療・経過観察を続ければ、多くの子どもは日常生活や運動に大きな支障なく過ごせます。