しせんぼはん
脂腺母斑
症状と特徴
主に頭部や顔面にみられる、生まれつきの黄色〜黄褐色で、表面がざらざらしたあざです。毛が生えにくいことや、周囲の毛髪との違いから気づかれることがあります。乳幼児期には平坦または軽く盛り上がった病変ですが、思春期以降に皮脂腺の発達に伴って厚くなり、いぼ状・凹凸のある外観になることがあります。通常は痛みやかゆみを伴いません。
病変内にしこり、急な隆起、出血、びらん、色や形の変化が生じた場合には、二次性の腫瘍が発生している可能性があるため、皮膚科で診察を受け、必要に応じて生検などで確認します。
病変内にしこり、急な隆起、出血、びらん、色や形の変化が生じた場合には、二次性の腫瘍が発生している可能性があるため、皮膚科で診察を受け、必要に応じて生検などで確認します。
原因
皮脂腺、毛包、表皮などを含む皮膚付属器の発生異常による先天性の過誤腫と考えられています。遺伝することは通常なく、胎児期の皮膚細胞に生じた体細胞変異が関与する場合があります。
治療
多くは良性であり、全例で幼少時の予防的切除が必須というわけではありません。病変の大きさ、部位、外観、本人・家族の希望、経過観察のしやすさなどを考慮し、皮膚科または形成外科で経過観察か切除かを相談します。
病変内に新しいしこりや急速な変化がある場合は、悪性腫瘍を含む二次性腫瘍を除外するため、生検または切除が必要になることがあります。切除する場合は外科的切除が基本で、病変が大きい場合には段階的手術や再建術が検討されます。
病変内に新しいしこりや急速な変化がある場合は、悪性腫瘍を含む二次性腫瘍を除外するため、生検または切除が必要になることがあります。切除する場合は外科的切除が基本で、病変が大きい場合には段階的手術や再建術が検討されます。