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しょうかかんいぶつ

消化管異物

症状と特徴

飲食物以外の物が食道、胃、腸などに入り、障害を起こす状態です。無症状のこともありますが、食道に異物がとどまると、よだれ、飲み込みにくさ、嘔吐、胸痛、咳、喘鳴、呼吸困難を起こすことがあります。ボタン電池は食道内で短時間のうちに粘膜の重い損傷、潰瘍、穿孔を起こし得ます。複数の磁石は腸管を挟み込んで壊死・穿孔を起こす危険があり、針、ピン、骨片などの鋭利な物も消化管損傷の危険があります。

原因

乳幼児は物を口に入れて確かめる発達上の行動があるため、誤飲が起こりやすくなります。特に3歳以下の子どもがいる家庭では、ボタン電池、磁石、硬貨、アクセサリー、医薬品、洗剤などを手の届かない場所に保管します。

治療

異物の種類、場所、数、症状に応じて、X線などで位置を確認し対応します。食道にあるボタン電池は緊急内視鏡摘出が必要です。食道内の磁石、鋭利な異物、症状を伴う異物も原則として緊急評価・摘出の対象です。胃内でもボタン電池、複数磁石、鋭利な物は緊急性を含め専門医が判断します。害が少なく、すでに胃から腸へ進んだ単一の硬貨などは、画像で経過を確認しながら自然排出を待つことがあります。家庭で吐かせたり、無理に食べ物や下剤を与えたりしません。