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たけいしんしゅつせいこうはん

多形滲出性紅斑

症状と特徴

左右対称性に、手足の末端を中心として赤い円形の発疹が現れます。典型例では、中心部が紫暗色・水疱状となり、その周囲に輪状の紅斑を伴う「標的状病変」がみられます。かゆみ、灼熱感、軽い発熱を伴うことがあります。口唇、口腔、眼、生殖器などの粘膜病変を伴う型では、痛みや食事・飲水困難が生じることがあります。

原因

最も多い誘因は単純ヘルペスウイルス感染です。マイコプラズマなどの感染症、薬剤、その他の感染を契機に起こることもあります。感染や薬剤に対する免疫反応が関与すると考えられています。原因を特定できない場合もあります。

治療

軽症で粘膜病変がない場合は、原因・誘因を確認し、必要に応じて抗ヒスタミン薬や外用ステロイド薬などで症状を抑えます。単純ヘルペスの再発に関連して繰り返す場合には、抗ヘルペスウイルス薬による治療または再発抑制療法を検討することがあります。薬剤が原因として疑われる場合は、自己判断で継続せず、処方医または皮膚科に相談して中止・変更を判断します。粘膜病変が強い場合、脱水、眼症状、広範な皮膚剥離や全身状態不良がある場合には入院治療が必要となることがあります。