でんげきしょう
電撃症
症状と特徴
電流が体内を通ることで、皮膚の熱傷だけでなく、筋肉、神経、血管、骨などに深部損傷が起こることがあります。入口部と出口部に小さな傷しかなくても内部損傷が大きい場合があります。不整脈、心停止、意識障害、けいれん、筋損傷による腎障害、転倒による外傷などを伴うことがあります。
原因
家庭用・業務用電源への感電、高電圧設備、電気機器の事故、落雷などが原因です。
治療
救助者は自らの感電を防ぐため、可能なら電源を遮断してから救助します。呼吸や反応がなければ119番通報と心肺蘇生、AEDの使用を行います。電撃傷では見た目だけで重症度を判断せず、心電図、血液検査、筋損傷や腎障害の評価を行います。治療は熱傷・外傷の処置、疼痛管理、必要に応じた不整脈治療、輸液、手術などです。