ふせいみゃく
不整脈
症状と特徴
原因
治療
関連する病気
この病気に関連する病気
虚血性心疾患
きょけつせいしんしっかん
虚血性心疾患は、心筋へ血液を送る冠動脈の狭窄または閉塞により、心筋への酸素供給が不足する病気の総称です。狭心症や心筋梗塞などを含みます。胸部の圧迫感、締め付け感、痛み、息切れ、動悸、冷や汗、吐き気など
心不全
しんふぜん
心不全は単一の病名ではなく、心臓のポンプ機能や拡張機能の異常により、全身が必要とする血液を十分に送り出せない、または心臓に血液がうっ滞する臨床症候群です。左心不全では息切れ、起坐呼吸、夜間の呼吸困難、
先天性心疾患
せんてんせいしんしっかん
先天性心疾患は、生まれつきの心臓や大血管の構造異常の総称です。頻度はおおむね出生100人に約1人です。病型により、心雑音のみで無症状のことから、哺乳不良、発汗、呼吸が速い、体重増加不良、心不全、皮膚・
睡眠時無呼吸症候群
すいみんじむこきゅうしょうこうぐん
睡眠中に呼吸が止まる、または浅くなることで、睡眠が分断され、日中の強い眠気、熟睡感の欠如、疲れやすさ、集中力・記憶力の低下、起床時の頭痛などが起こります。大きないびき、いびきが途中で止まり、あえぐよう
期外収縮
きがいしゅうしゅく
本来の洞結節からの刺激より早く、心房または心室の別の場所から電気刺激が出て、一拍早い収縮が起こる不整脈です。脈が飛ぶ、胸がドキッとする、のど・胸の違和感、短時間の動悸を感じることがありますが、無症状の
心不全
しんふぜん
心不全は単一の病名ではなく、心臓のポンプ機能や拡張機能の異常により、全身が必要とする血液を十分に送り出せない、または心臓に血液がうっ滞する臨床症候群です。左心不全では息切れ、起坐呼吸、夜間の呼吸困難、
脳梗塞
のうこうそく
脳梗塞は脳の血管が詰まり、脳組織への血流が途絶えて起こります。主な症状は、突然の片側の顔・手足の麻痺やしびれ、ろれつが回らない、言葉が理解できない・出ない、視野障害、ふらつき、意識障害などです。 動
この病気を参照している病気
群発頭痛
ぐんぱつずつう
片側の目の奥、眼窩周囲、こめかみに、えぐられるような非常に強い痛みが生じます。1回の発作は通常15分~3時間で、群発期には1日おきから1日複数回の発作を数週間~数か月繰り返します。夜間・早朝に起こりや
てんかん
てんかん
てんかんは、脳の神経細胞の一時的な過剰な電気活動によって、発作を繰り返す脳の病気です。発作は焦点起始発作(以前の部分発作)と全般起始発作などに分類されます。焦点起始発作では、からだの片側の一部がけいれ
めまいと立ちくらみ
めまいとたちくらみ
めまいは、周囲や自分がぐるぐる回るように感じる回転性めまい、ふわふわする浮動性めまい、目の前が暗くなり失神しそうになる立ちくらみ(失神前症状)などを含む総称です。めまいで体のバランスが保ちにくくなるこ
睡眠時無呼吸症候群
すいみんじむこきゅうしょうこうぐん
睡眠中に呼吸が止まる、または浅くなることで、睡眠が分断され、日中の強い眠気、熟睡感の欠如、疲れやすさ、集中力・記憶力の低下、起床時の頭痛などが起こります。大きないびき、いびきが途中で止まり、あえぐよう
甲状腺腫
こうじょうせんしゅ
甲状腺腫は、甲状腺全体が大きくなるびまん性腫大と、一部にしこりができる結節性腫大に分かれます。びまん性腫大は橋本病やバセドウ病などでみられます。結節性腫大では、複数のしこりにより甲状腺全体が腫れて見え
副甲状腺機能亢進症
ふくこうじょうせんきのうこうしんしょう
副甲状腺ホルモンが過剰に作用し、血液中のカルシウム濃度が上昇します。骨粗鬆症、身長短縮、病的骨折などの骨病変や、腎結石が代表的です。のどの渇き、多尿、便秘、倦怠感、筋力低下、食欲不振、吐き気などがみら
副甲状腺機能低下症
ふくこうじょうせんきのうていかしょう
副甲状腺ホルモンの不足または作用低下により、血液中のカルシウム濃度が低下し、リン濃度が上昇します。手足や口唇周囲のしびれ、筋肉痛、筋肉のこわばり、手足がつるようなテタニー発作、顔面のひきつれが起こりま
びまん性汎細気管支炎
びまんせいはんさいきかんしえん
呼吸細気管支を中心に慢性炎症が起こる病気です。慢性的な咳、膿性痰、労作時の息切れがみられ、進行すると呼吸困難や呼吸不全に至ることがあります。喘鳴を伴う場合もあります。慢性副鼻腔炎の合併が多く、鼻水、鼻
薬剤性肺炎
やくざいせいはいえん
乾いた咳、息切れ・呼吸困難、発熱などがみられます。別の病気の治療のために使用した薬剤や、一部の健康食品・サプリメントによって起こる肺障害です。多くの薬剤で起こり得ますが、抗がん薬、免疫チェックポイント
肺水腫/肺うっ血
はいすいしゅ/はいうっけつ
肺水腫では急な呼吸困難、頻呼吸、横になると苦しく座ると楽になる起坐呼吸、咳、喘鳴、ピンク色で泡状の痰などがみられます。心不全に伴う場合には、脚のむくみ、体重増加、動悸などを伴うことがあります。重症では
虚血性心疾患
きょけつせいしんしっかん
虚血性心疾患は、心筋へ血液を送る冠動脈の狭窄または閉塞により、心筋への酸素供給が不足する病気の総称です。狭心症や心筋梗塞などを含みます。胸部の圧迫感、締め付け感、痛み、息切れ、動悸、冷や汗、吐き気など
心筋梗塞
しんきんこうそく
強い胸部圧迫感、締め付けられるような痛み、胸の重苦しさが通常20分から30分以上持続します。痛みは前胸部だけでなく、胸全体、首、あご、背中、左腕・両腕、肩、上腹部に現れることがあります。冷や汗、吐き気
急性心筋梗塞
きゅうせいしんきんこうそく
急性心筋梗塞は、心筋梗塞の発症直後から急性期の状態を指します。冠動脈の閉塞部位により障害される心筋の範囲は異なり、左前下行枝の閉塞では左心室前壁に梗塞が生じることがあります。急性期には、心室細動などの
無症候性心筋虚血
むしょうこうせいしんきんきょけつ
心筋が虚血状態になっていても、胸痛、胸部圧迫感、息切れなどの自覚症状がない、または乏しい状態です。健診の心電図、運動負荷試験、心エコー、冠動脈CT、他疾患の検査などで偶然発見されることがあります。高齢
心房細動
しんぼうさいどう
心房内で多数の無秩序な電気興奮が起こり、脈が不規則になる不整脈です。動悸、息切れ、疲れやすさ、胸部不快感、めまいなどがみられますが、無症状のこともあります。心房が有効に収縮しないため、左心耳を中心に血
心房粗動
しんぼうそどう
心房内の一定の大きな電気回路(リエントリー)により起こる頻拍性不整脈です。心房は通常毎分約250〜350回興奮し、心室にはその一部が伝わるため、比較的規則正しい頻脈となることが多いですが、伝導比が変化
期外収縮
きがいしゅうしゅく
本来の洞結節からの刺激より早く、心房または心室の別の場所から電気刺激が出て、一拍早い収縮が起こる不整脈です。脈が飛ぶ、胸がドキッとする、のど・胸の違和感、短時間の動悸を感じることがありますが、無症状の
心室細動
しんしつさいどう
心室内で無秩序で高速な電気興奮が起こり、心室が有効に収縮できなくなる不整脈です。直ちに心拍出が失われるため、突然の意識消失、正常な呼吸の消失または死戦期呼吸、けいれん様の動きなどを呈します。放置すると
発作性上室性頻拍
ほっさせいじょうしつせいひんぱく
心房または房室結節付近を起源とする頻拍が突然始まり、突然止まる不整脈です。脈拍は多くの場合、毎分150〜250回程度で規則的です。動悸、胸部不快感、息切れ、めまい、ふらつき、頻尿などが起こり、長時間続
洞不全症候群
どうふぜんしょうこうぐん
心筋を動かす電気信号は洞結節でつくられます。洞結節の機能低下、または洞結節から心房への電気伝導障害により、脈が十分につくられなくなる状態です。通常は徐脈となり脈拍が遅くなります。無症状のこともあります
アダムス・ストークス症候群
あだむす・すとーくすしょうこうぐん
高度の徐脈、頻拍、または一時的な心停止によって心拍出量が急に低下し、脳への血流が不足して起こる失神発作です。突然の意識消失、めまい、眼前暗黒感、転倒、顔面蒼白、短時間のけいれん様運動などがみられます。
心肥大
しんひだい
心肥大は、主に心室の心筋が厚くなる心筋肥大を指すことが多く、高血圧や弁膜症などに対して心臓が負荷に適応した結果として起こります。心臓全体が大きく見える心拡大とは必ずしも同じ意味ではありません。初期には
心臓神経症
しんぞうしんけいしょう
心臓の明らかな器質的異常が確認されないにもかかわらず、胸痛、動悸、息切れ、胸部圧迫感、脈の乱れへの強い不安などを繰り返す状態を指すことがある、やや古い用語です。現在は、不安症、パニック症、身体症状症な
心不全
しんふぜん
心不全は単一の病名ではなく、心臓のポンプ機能や拡張機能の異常により、全身が必要とする血液を十分に送り出せない、または心臓に血液がうっ滞する臨床症候群です。左心不全では息切れ、起坐呼吸、夜間の呼吸困難、
慢性心不全
まんせいしんふぜん
心機能の低下または心臓の拡張障害が長期に続く状態です。左心不全では労作時息切れ、呼吸困難、起坐呼吸、夜間の咳や喘鳴、動悸がみられます。右心不全では全身の静脈うっ血により下腿浮腫、体重増加、腹部膨満、食
心臓突然死
しんぞうとつぜんし
心臓突然死は、予期しない心臓の原因による急激な死亡を指します。定義には研究・統計上の差がありますが、目撃された場合には症状出現からおおむね1時間以内の死亡として扱われることがあります。多くは心室細動や
特発性心筋症
とくはつせいしんきんしょう
心筋に異常が生じ、心臓の構造または機能に障害を来す病気の総称です。病型により、無症状から、息切れ、動悸、胸痛、めまい・失神、むくみ、心不全、不整脈、血栓塞栓症、突然死までさまざまです。主な病型には肥大
肥大型心筋症
ひだいがたしんきんしょう
心筋、特に左心室や心室中隔が厚くなり、心室が拡張しにくくなる病気です。無症状で健診の心電図異常などから見つかることもあります。息切れ、動悸、胸痛、めまい、失神がみられ、不整脈や心不全を伴うことがありま
拡張型心筋症
かくちょうがたしんきんしょう
主に左心室が拡大し、血液を送り出す収縮機能が低下する心筋症です。無症状の場合もありますが、動悸、息切れ、易疲労感、下腿浮腫などから発見されることがあります。進行すると、安静時や夜間の呼吸困難、心不全、
特定心筋症
とくていしんきんしょう
他の病気、薬剤、毒性物質などの影響で生じる二次性の心筋症です。原因によって症状はさまざまで、息切れ、むくみ、動悸、胸痛、失神、心不全、不整脈などがみられることがあります。
不整脈原性右室心筋症
ふせいみゃくげんせい うしつしんきんしょう
心室性期外収縮、心室頻拍などの不整脈が現れ、動悸、めまい、失神を起こすことがあります。右心室を中心に、機能低下や形態異常、心筋の線維化・脂肪変性が生じます。進行すると心不全や心停止・突然死の原因となる
たこつぼ型心筋症
たこつぼがたしんきんしょう
急な胸部圧迫感・胸痛、息苦しさ、動悸、全身倦怠感などを起こし、心電図変化や心筋トロポニン上昇を伴うことがあります。急性心筋梗塞に似た症状を示します。典型例では左心室の心尖部から中部の収縮が低下し、基部
僧帽弁逸脱症候群
そうぼうべんいつだつしょうこうぐん
僧帽弁の前尖または後尖、まれに両方が、心臓の収縮時に左心房側へ過度に膨らむ状態です。重い僧帽弁逆流がなければ無症状のことが多いですが、動悸、胸部不快感、息切れなどを自覚することがあります。逸脱が強く弁
大動脈弁狭窄症
だいどうみゃくべんきょうさくしょう
大動脈弁が十分に開かず、左心室から大動脈への血流が妨げられる病気です。無症状のまま心雑音で発見されることもあります。重症化すると、労作時の息切れ、胸痛・狭心症、失神、動悸、心不全などが現れます。症候性
三尖弁閉鎖不全症
さんせんべんへいさふぜんしょう
三尖弁が十分に閉じず、右心室から右心房へ血液が逆流する病気です。軽症では症状がないこともあります。進行すると右心房・右心室の拡大、心房細動などの不整脈、むくみ、頸静脈の怒張、腹部膨満、肝腫大、食欲低下
エブスタイン病
えぶすたいんびょう
先天性の三尖弁異常で、主に中隔尖および後尖が右心室側へ偏位し、三尖弁逆流や右心房の拡大を生じます。程度は大きく異なり、無症状で成人まで経過する人もいます。息切れ、運動耐容能低下、動悸、不整脈、チアノー
肺動脈弁閉鎖不全症
はいどうみゃくべんへいさふぜんしょう
肺動脈弁が十分に閉じず、拡張期に肺動脈から右心室へ血液が逆流する病気です。軽症では自覚症状がないことが多い一方、長期に高度の逆流が続くと右心室が拡大し、息切れ、運動耐容能低下、動悸、不整脈、右心不全を
腎梗塞
じんこうそく
腎動脈またはその枝が血栓・塞栓などで閉塞し、腎臓の一部または全部に血液が届かなくなって壊死する病気です。突然の側腹部痛・腰背部痛、腹痛、血尿、発熱、吐き気・嘔吐、高血圧がみられることがあります。症状は
ワイル病
わいるびょう
レプトスピラ症のうち、黄疸、腎障害、出血傾向などを伴う重症型をワイル病といいます。通常は感染後2~30日程度(多くは5~14日程度)で、突然の発熱、悪寒、頭痛、強い筋肉痛(とくにふくらはぎ)、結膜充血
ヘモクロマトーシス
へもくろまとーしす
体内に鉄が過剰に蓄積し、肝臓、心臓、膵臓、下垂体、皮膚、関節などが障害される病気です。初期には疲れやすさ、倦怠感、関節痛などのみのことがあります。進行すると肝腫大、肝線維症・肝硬変、肝細胞がん、皮膚の
アミロイド肝
あみろいどかん
アミロイドという異常な線維状たんぱく質が肝臓に沈着する状態です。肝腫大や肝機能検査値の異常、とくにアルカリホスファターゼ(ALP)上昇がみられることがありますが、無症状のこともあります。進行すると黄疸
虚血性大腸炎
きょけつせいだいちょうえん
大腸への血流が一時的または持続的に低下して、大腸粘膜に炎症や傷害が起こる病気です。比較的高齢者に多く、便秘傾向のある人にもみられます。突然の腹痛、便意、下痢、血便・下血が典型的です。多くは一過性型で、
腸間膜動脈閉塞症
ちょうかんまくどうみゃくへいそくしょう
主に上腸間膜動脈が血栓や塞栓で急に閉塞し、小腸の大部分や大腸の一部が虚血に陥る病気です。突然発症する非常に強い腹痛が特徴です。初期には腹部を押したときの所見が比較的軽くても、痛みが強いことがあります。
腎不全
じんふぜん
腎臓は血液をろ過し、老廃物や余分な水分・電解質を尿として排出する臓器です。腎機能が著しく低下して、体内の老廃物、水分、カリウム、酸などを十分に調節できなくなった状態を腎不全といいます。急激に腎機能が低
急性腎不全
きゅうせいじんふぜん
現在は急性腎障害(AKI)と呼ばれることが多い病態です。数時間から数日、ときに数週間のうちに腎機能が急激に低下します。乏尿や無尿を伴うことがありますが、尿量が保たれる場合もあります。老廃物や水分、カリ
尿毒症
にょうどくしょう
尿毒症は、重度の腎機能低下により老廃物、余分な水分、電解質、酸などが体内に蓄積し、全身症状や臓器障害を生じる状態です。食欲低下、吐き気、嘔吐、味覚異常、倦怠感、かゆみ、むくみ、息切れ、不眠、集中力低下
ギラン・バレー症候群
ぎらん・ばれーしょうこうぐん
感染症、とくに下痢やかぜ様症状の後、通常は数日から4週間以内に、足のしびれ、痛み、脱力から始まり、左右対称性に筋力低下が上行することがあります。腱反射が低下または消失し、歩行困難、顔面神経麻痺、飲み込
周期性四肢麻痺
しゅうきせいししまひ
発作的に手足、とくに下肢の筋力が低下し、立てない・歩けないなどの麻痺が起こります。意識や感覚は通常保たれますが、血清カリウム値の異常により不整脈を起こす危険があります。遺伝性周期性四肢麻痺には低カリウ
本態性低血圧症
ほんたいせいていけつあつしょう
明らかな基礎疾患がないにもかかわらず、血圧が低めである状態です。無症状であれば治療を必要としないことが多い一方、めまい、立ちくらみ、倦怠感、頭痛、冷え、動悸、胃部不快感などを自覚する人もいます。これら
心筋炎
しんきんえん
発熱、かぜ様症状、筋肉痛、下痢などの感染症状に続いて、数日から数週間以内に動悸、胸痛、息切れ、強いだるさなどが現れることがあります。症状が軽く自然に回復する場合もありますが、不整脈、心不全、失神、心原
糖原病
とうげんびょう
糖原病の型や障害される臓器によって症状は異なります。肝型では肝腫大による腹部膨満、空腹時低血糖、発育不良・低身長などがみられます。低血糖により、発汗、ふるえ、疲労感、意識の混乱、けいれん、昏睡などを起
ビタミン過剰症
かじょうしょう
脂溶性ビタミンであるビタミンAやDは過剰摂取で障害を起こしやすく、ビタミンA過剰では頭痛、吐き気、めまい、食欲不振、皮膚の乾燥・落屑、脱毛、肝機能障害などがみられます。妊娠中の過剰摂取は胎児に影響する
低カルシウム血症
ていカルシウムけっしょう
血中カルシウム、特にイオン化カルシウムが低下すると、口の周囲や手足のしびれ、筋肉のこわばり、テタニー(筋けいれん)、筋力低下などが起こります。重症では全身けいれん、喉頭けいれんによる呼吸障害、不整脈、
高カルシウム血症
こうカルシウムけっしょう
口渇、多尿、脱水、便秘、吐き気、腹痛、食欲低下、筋力低下、倦怠感、抑うつ・認知機能低下、意識障害などが起こり得ます。重症または急速に上昇した場合は、腎機能障害、不整脈、昏睡などを来すことがあります。慢
低カリウム血症
ていカリウムけっしょう
血清カリウム値が一般に3.5mEq/L未満の状態です。軽症では無症状のこともありますが、倦怠感、筋力低下、筋けいれん、便秘、腹部膨満、多尿、口渇などが起こります。重症では四肢麻痺、呼吸筋の筋力低下、横
高カリウム血症
こうカリウムけっしょう
血清カリウム値が一般に5.0mEq/Lを超える状態ですが、基準値は検査施設によって異なります。無症状のこともありますが、脱力感、手足のしびれ、筋力低下、麻痺などが起こります。高度の場合や急速に上昇した
微量金属欠乏症
びりょうきんぞくけつぼうしょう
不足する微量元素によって症状は異なります。鉄不足では鉄欠乏性貧血により、疲労、息切れ、動悸、集中力低下、食欲低下などがみられます。銅不足では貧血、白血球減少、脊髄・末梢神経障害、歩行障害、毛髪・皮膚の
アミロイドーシス
あみろいどーしす
異常な線維状たんぱく質であるアミロイドが全身または特定の臓器に沈着し、臓器機能障害を起こす疾患群です。症状は病型と沈着部位により異なります。心臓では心不全、不整脈、起立性低血圧、腎臓では蛋白尿、ネフロ
副甲状腺機能亢進症
ふくこうじょうせんきのうこうしんしょう
副甲状腺ホルモン(PTH)が過剰な状態です。原発性では高カルシウム血症を伴うことが多く、無症状で検査により見つかることも少なくありません。症状として、のどの渇き、多飲、多尿、便秘、吐き気、食欲低下、筋
副甲状腺機能低下症
ふくこうじょうせんきのうていかしょう
副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌または作用が低下し、低カルシウム血症と高リン血症を生じる状態です。口の周囲や手足のしびれ、筋肉痛、手足のこわばり、テタニー(痛みを伴う筋けいれん)、けいれん発作などが起
褐色細胞腫
かっしょくさいぼうしゅ
副腎髄質または副腎外の傍神経節に生じる、カテコールアミンを過剰に分泌する腫瘍です。発作性または持続性の高血圧、拍動性頭痛、動悸、発汗が代表的な症状です。顔面蒼白、手足の冷え、振戦、不安感、体重減少、高
挫滅症候群
ざめつしょうこうぐん
事故や災害などで四肢・体幹の筋肉が長時間強く圧迫された後、救出・圧迫解除に伴って起こる重篤な全身症候群です。圧迫部位の痛み、腫れ、しびれ、麻痺、筋力低下が現れ、尿量低下や赤褐色尿がみられることがありま
筋ジストロフィー
きんじすとろふぃー
筋肉が徐々に障害され、筋力低下、筋萎縮、運動機能低下が進む遺伝性筋疾患の総称です。デュシェンヌ型筋ジストロフィーは主に男児に幼少期から発症し、転びやすい、走れない、階段昇降が難しい、床から立ち上がる際
筋強直性ジストロフィー
きんきょうちょくせいジストロフィー
筋強直性ジストロフィーは、いったん力を入れた筋肉を速やかに緩められない筋強直(ミオトニア)を伴う筋ジストロフィーです。成人発症の筋強直性ジストロフィー1型では、若年~成人期に症状が目立つことが多く、手
ミトコンドリア脳筋症
ミトコンドリアのうきんしょう
ミトコンドリア脳筋症は、エネルギーを多く必要とする脳、骨格筋、心筋、眼、耳、内分泌臓器などに症状が出うる疾患群です。疲れやすさ、筋力低下、運動不耐容、低身長、けいれん、発達面の問題、頭痛、難聴、糖尿病
重症筋無力症
じゅうしょうきんむりょくしょう
神経から筋肉への刺激が伝わりにくくなるため、使うほど筋力低下が目立ち、休息で一時的に改善する『易疲労性』と日内変動が特徴です。眼瞼下垂、複視から始まることが多く、夕方や疲労時に悪化しやすい傾向がありま
自律神経失調症
じりつしんけいしっちょうしょう
「自律神経失調症」は、疲労感、だるさ、のぼせ、冷え、不眠、気分の不調、めまい、頭痛、しびれ、立ちくらみ、動悸、顔面紅潮、息切れ、のどの違和感、吐き気、嘔吐、胃の不快感、胸やけ、下痢、便秘、腹部膨満感、
低体温症
ていたいおんしょう
体温が異常に低下した状態です。初期には、体温を上げようとして寒気、震え、手足の動かしにくさ、筋肉のこわばりが起こります。体温低下が進むと震えが弱くなったり止まったりし、思考力・判断力の低下、ろれつが回
鉄芽球性貧血
てつがきゅうせいひんけつ
ヘモグロビンをつくる過程の異常により、鉄を赤血球産生に十分利用できず、骨髄で環状鉄芽球がみられる貧血です。倦怠感、動悸、息切れなどの貧血症状が現れます。鉄過剰が進むと、皮膚の色素沈着、肝障害、糖尿病、
サルコイドーシス
さるこいどーしす
非乾酪性肉芽腫という炎症性の組織変化が全身の臓器に生じる疾患で、がんとは異なります。無症状で健診の胸部画像異常から見つかることもあります。肺・胸部リンパ節病変が多く、乾いた咳、息切れ、胸部不快感などが
農薬による中毒
のうやくによるちゅうどく
症状は農薬の種類により異なります。吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、よだれ、発汗、涙、縮瞳、息苦しさ、筋肉のけいれん、意識障害、けいれんなどが起こることがあります。除草剤などが皮膚や目に付着すると、炎症や化学
工業薬品による中毒
こうぎょうやくひんによるちゅうどく
原因物質により異なります。溶剤の吸入では頭痛、めまい、吐き気、意識障害、不整脈などが起こりえます。酸・アルカリの誤飲では、口・のど・食道・胃の強い痛み、嘔吐、よだれ、嚥下困難、消化管の化学熱傷を起こす
医薬品による中毒
いやくひんによるちゅうどく
症状は薬の種類、量、年齢、体格、併用薬によって大きく異なります。眠気、意識障害、呼吸抑制、血圧低下、吐き気・嘔吐、めまい、けいれん、動悸、不整脈、発熱などが起こりえます。アセトアミノフェンなどの解熱鎮
破傷風
はしょうふう
潜伏期は通常3〜21日程度です。口が開けにくい、飲み込みにくい、首筋やあごのこわばりから始まり、顔面筋の緊張による引きつった表情、全身の筋硬直、痛みを伴うけいれんが起こります。重症では背中が弓なりに反
電撃症
でんげきしょう
電流が体内を通ることで、皮膚の熱傷だけでなく、筋肉、神経、血管、骨などに深部損傷が起こることがあります。入口部と出口部に小さな傷しかなくても内部損傷が大きい場合があります。不整脈、心停止、意識障害、け
ライム病
らいむびょう
刺咬後数日から数週間で、刺し口を中心に徐々に広がる赤い発疹(遊走性紅斑)が現れることがあります。発熱、頭痛、だるさ、筋肉痛、関節痛などを伴うことがあります。治療されない場合、一部では顔面神経麻痺、髄膜
副甲状腺がん
ふくこうじょうせんがん
副甲状腺に生じる非常にまれな悪性腫瘍です。副甲状腺ホルモン(PTH)を過剰に分泌する機能性腫瘍が多く、良性の原発性副甲状腺機能亢進症よりも著しい高カルシウム血症を伴いやすいことが特徴です。口渇、多尿、
薬物依存症
やくぶついぞんしょう
有機溶剤、覚醒剤、麻薬性鎮痛薬などのオピオイド、大麻、睡眠薬・抗不安薬、鎮痛薬、せき止め、ニコチンなどの物質や医薬品について、強い使用欲求、使用量や頻度をコントロールできない、健康・仕事・家庭への悪影
神経性無食欲症/神経性食欲不振症
しんけいせいむしょくよくしょう/しんけいせいしょくよくふしんしょう
現在は一般に「神経性やせ症(anorexia nervosa)」と呼ばれます。体重増加への強い恐怖や体形・体重のとらえ方のゆがみを背景に、食事制限、過度な運動、自己誘発性嘔吐、下剤などによって低体重に
神経性大食症
しんけいせいたいしょくしょう
神経性過食症(bulimia nervosa)では、短時間に大量の食物を食べ、食べることをコントロールできないと感じる反復性の過食がみられます。その後、体重増加を防ごうとして自己誘発性嘔吐、下剤・利尿
胎児機能不全
たいじきのうふぜん
胎児機能不全は、妊娠中または分娩中に、胎児が低酸素や酸血症などにより状態悪化の危険があると考えられる状態です。原因は胎盤・臍帯・母体・胎児などの血流や酸素供給の異常に関連します。胎動減少、胎児心拍数モ
女性の更年期障害
じょせいのこうねんきしょうがい
更年期は、卵巣機能が低下し始めてから閉経を経て閉経後に至る移行期で、一般には45〜55歳頃にみられます。閉経は、ほかの原因がない12か月間の無月経を後から確認して診断します。日本人の自然閉経年齢の平均
先天性心疾患
せんてんせいしんしっかん
先天性心疾患は、生まれつきの心臓や大血管の構造異常の総称です。頻度はおおむね出生100人に約1人です。病型により、心雑音のみで無症状のことから、哺乳不良、発汗、呼吸が速い、体重増加不良、心不全、皮膚・
心房中隔欠損症
しんぼうちゅうかくけっそんしょう
右心房と左心房を隔てる心房中隔に穴があり、通常は左心房から右心房へ血液が流れます。小児期には無症状のことが多い一方、欠損が大きい場合は右心系や肺血流への負担が生じます。未治療のまま成人期に至ると、動悸
大動脈弁狭窄症
だいどうみゃくべんきょうさくしょう
左心室から大動脈への出口にある大動脈弁、またはその周辺が狭くなり、左心室から血液を送り出しにくくなる病気です。軽症では無症状で心雑音のみのことがあります。狭窄が強い場合には、運動時の胸痛、息切れ、失神
ファロー四徴症
ふぁろーしちょうしょう
心室中隔欠損、大動脈騎乗、右室流出路狭窄(肺動脈狭窄を含む)、右心室肥大を主な特徴とする先天性心疾患です。右室流出路狭窄が強いほど、右心室から左心室・大動脈側へ血液が流れやすくなり、チアノーゼが強くな
大血管転位症
だいけっかんてんいしょう
大動脈が右心室から、肺動脈が左心室から出る形態異常で、肺循環と体循環が並列となります。心房中隔欠損、心室中隔欠損、動脈管開存などを通じた血液の混合が不十分だと、出生直後から強いチアノーゼ、呼吸促迫、哺
憤怒痙攣
ふんぬけいれん
現在は一般に「憤怒けいれん」よりも「泣き入りひきつけ(息こらえ発作、breath-holding spells)」と呼ばれます。怒り、痛み、驚きなどを契機に激しく泣いた後、呼吸が止まったようになり、顔
リウマチ熱
りうまちねつ
最初によくみられる症状は発熱と関節痛です。手首、ひじ、膝、足首、肩、股関節などの関節が熱をもち、赤く腫れて痛みます。関節炎は複数の関節を移るように起こることがあります。心臓の弁や心筋、心膜に炎症が起こ
ジフテリア
じふてりあ
のどの痛み、だるさ、発熱、のどの発赤・腫れなどで始まります。吐き気、嘔吐、頭痛を伴うこともあります。のどに灰白色で厚く、はがれにくい膜(偽膜)ができ、無理にはがすと出血することがあります。首のリンパ節