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がんぐりおん(けっせつしゅ)

ガングリオン(結節腫)

症状と特徴

手首、手指の付け根、足首、足趾の付け根などにできる、関節包や腱鞘に関連した良性の嚢胞です。内部にはゼリー状で粘り気のある液体が入っており、皮下に数mmから数cm程度の丸いふくらみとして触れます。大きさは変動し、自然に小さくなったり消えたりすることもあります。多くは痛みがありませんが、圧痛、不快感、関節を動かす際の痛み、近くの神経や腱の圧迫によるしびれ・筋力低下・動かしにくさを生じることがあります。若年から成人に多く、女性に多い傾向はありますが、年齢・性別を問わず発症します。

原因

明確な原因は不明です。関節包や腱鞘の一部が袋状に膨らみ、関節液に由来する粘性の高い液体がたまると考えられています。外傷、繰り返す関節への負担、関節の変性などが関与する場合がありますが、必ずしも原因を特定できるわけではありません。

治療

痛みや機能障害がなければ、経過観察でよいことが多く、自然に縮小する場合もあります。痛み、神経圧迫症状、動かしにくさ、急な増大、診断が不確かな場合は整形外科で超音波検査などを行います。内容液を針で吸引する方法はありますが、再発しやすいことがあります。症状が持続する、神経・血管・腱が圧迫される、再発を繰り返す、診断確定が必要な場合には手術で嚢胞と発生部を切除することを検討します。自分で強く押す、つぶす、硬い物でたたくなどはけがや感染の原因になるため行いません。ガングリオン自体ががんになることはありません。

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