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がんしょう

コンタクトレンズ眼症

症状と特徴

コンタクトレンズの装用に関連して起こる角膜・結膜の障害の総称です。異物感、乾燥感、痛み、充血、かすみ、まぶしさ、目やになどがみられます。代表的な病態には、点状表層角膜炎、角膜上皮びらん、巨大乳頭結膜炎、低酸素による角膜浮腫、角膜血管新生、角膜浸潤、感染性角膜炎、角膜潰瘍などがあります。細菌、真菌、アカントアメーバなどによる感染性角膜炎は、治療が遅れると角膜瘢痕、重い視力障害、まれに失明につながることがあります。

原因

レンズをつけたまま寝ること、長時間装用、定期交換レンズの交換期限超過、レンズやケースの不適切な洗浄・保存、手指の衛生不良、レンズを水道水・井戸水・プール・温泉などの水に触れさせること、目に合わないレンズ、乾燥した環境、既存のドライアイなどが原因・悪化因子になります。特に水に関連する不適切な使用は、アカントアメーバ角膜炎など重症感染症の危険を高めます。

治療

症状があるときはコンタクトレンズの装用を中止し、眼科で角膜・結膜の状態を確認します。軽い角膜上皮障害や乾燥では、レンズ休止、人工涙液などによる眼表面の保護、レンズの種類・装用時間・ケア方法の見直しを行います。細菌性角膜炎などが疑われる場合は、原因に応じた抗菌点眼薬、抗真菌薬などを速やかに使用します。角膜潰瘍や重症感染では頻回点眼、培養検査、入院治療が必要になることがあります。感染が否定されない状態で、自己判断によりステロイド点眼薬を使用してはいけません。予防として、就寝時は原則としてレンズを外し、レンズやケースを清潔に保ち、水に触れさせず、定期検査を受けます。

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