karada.me karada.me

いしょせいこっか

異所性骨化

症状と特徴

筋肉、腱、靱帯、関節周囲など、本来は骨がない軟部組織に骨組織が形成される状態です。痛み、腫れ、熱感、関節のこわばり、可動域制限がみられます。重症例では関節がほとんど動かなくなり、日常生活に支障を来すことがあります。股関節周囲に多く、肘、膝、肩などにも起こります。外傷、骨折・脱臼、関節手術、脊髄損傷、脳損傷、麻痺などの後にみられます。

原因

組織損傷や炎症を契機として、軟部組織内で骨形成が起こると考えられています。外傷、手術、神経損傷、長期臥床などが危険因子ですが、発症の詳しい仕組みは完全には解明されていません。

治療

症状が軽い場合は経過観察、痛みの治療、無理のない範囲でのリハビリテーションを行います。高リスクの手術後などでは、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や、限られた状況での放射線照射により予防を検討することがあります。日常生活に大きな支障を来す強い可動域制限や神経・血管の圧迫がある場合は、骨化が成熟して再発リスクを評価したうえで手術切除を検討します。

関連する病気