いやくひんによるちゅうどく
医薬品による中毒
症状と特徴
症状は薬の種類、量、年齢、体格、併用薬によって大きく異なります。眠気、意識障害、呼吸抑制、血圧低下、吐き気・嘔吐、めまい、けいれん、動悸、不整脈、発熱などが起こりえます。アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛薬では、初期症状が軽くても遅れて重い肝障害を起こすことがあるため注意が必要です。
原因
催眠鎮静薬、解熱鎮痛薬、抗うつ薬などの過量服用、飲み間違い、複数の市販薬・処方薬の成分重複、こどもの誤飲、アルコールやほかの薬物との併用などが原因です。
治療
自己判断で吐かせないでください。服用した薬の名称、成分、量、時刻、本人の年齢・体重、併用した薬やアルコールを確認し、薬の包装・お薬手帳を持参または情報を伝えます。中毒110番や救急医療機関の指示に従います。医療機関では、観察、活性炭投与、解毒薬、点滴、呼吸・循環管理などを、薬剤と服用時刻に応じて行います。自傷目的の過量服用が疑われる場合は、身体の治療後も精神科的支援と安全確保が重要です。