じんこうこうとう
人工喉頭
症状と特徴
人工喉頭は病気ではなく、喉頭全摘出などにより声帯による発声ができなくなった人の発声を補助する器具・方法です。
原因
喉頭がんなどに対する喉頭全摘出術後は、声帯を通る呼気がなくなるため、通常の発声ができなくなります。
治療
発声リハビリテーションには、電気式人工喉頭、笛式人工喉頭、食道発声、気管食道シャント発声があります。電気式人工喉頭は頸部や頬に器具を当て、振動音を口の動きで言葉にします。笛式人工喉頭は気管孔からの呼気を利用して音を作ります。気管食道シャント発声は、気管と食道の間に作製した通路と発声プロテーゼを用いる方法で、比較的自然な発声が得られることがあり、現在広く用いられています。最適な方法は手術内容、手指の機能、呼吸状態、本人の希望などにより異なり、訓練と定期的な器具管理が必要です。