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かたいこつこっせつ

下腿骨骨折

症状と特徴

下腿の痛み、腫れ、変形、異常なぐらつき、体重をかけられないなどがみられます。下腿には脛骨と腓骨の2本の骨があり、片方または両方が骨折します。開放骨折では皮膚の傷を通して骨や深部組織が外界に接するため、感染の危険があります。脛骨は皮下に近く血流も部位によっては乏しいため、骨癒合に時間がかかる、癒合不全・偽関節となることがあります。また、強い腫れと痛み、しびれ、足趾を動かした時の強い痛みなどがある場合は、コンパートメント症候群の可能性があり緊急対応が必要です。

原因

交通事故、転倒、スポーツ外傷、物が当たるなどの直接外力で起こります。ひねりによる回旋力でも骨折することがあります。骨粗鬆症がある場合は、比較的軽い外力でも起こることがあります。

治療

受傷直後は患部を動かさず固定し、開放創がある場合は清潔な布などで覆って、飲食を控えつつ救急要請または速やかな受診を行います。自分で骨を戻そうとしてはいけません。治療は骨折部位、ずれ、開放骨折の有無、年齢、軟部組織の状態により決めます。ずれが少ない骨折や小児の一部では、ギプスや装具による保存療法を行います。成人の脛骨骨幹部骨折やずれのある骨折では、髄内釘、プレート、創外固定などによる手術が必要となることがあります。開放骨折では、早期の抗菌薬投与、創部の洗浄・壊死組織の除去、骨折の安定化、破傷風予防の確認などを行います。骨癒合後には、関節可動域、筋力、歩行能力を回復するリハビリテーションを行います。

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