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けいりゅうりゅうざん

稽留流産

症状と特徴

胎芽・胎児または妊娠組織が子宮内で発育を停止・死亡した後も、すぐには排出されず子宮内にとどまっている状態です。自覚症状がないことも多く、妊婦健診の超音波検査で胎児心拍が確認できない、または妊娠の発育が停止していることから診断されます。少量の出血や下腹部痛がみられることもあります。

原因

妊娠初期では胎児・受精卵の染色体異常が最も多い原因です。子宮の異常、母体疾患、免疫・血液凝固の異常などが関与する場合もありますが、単発の場合には原因を特定できないことが多く、本人の生活行動が原因とは限りません。

治療

診断は、妊娠週数と超音波所見を慎重に照合して確定します。全身状態が安定していれば、自然排出を待つ待機的管理、薬物による排出促進、子宮内容除去術(一般に吸引法)が選択肢になります。出血、感染、貧血などの状況と本人の希望を踏まえて決定します。発熱、強い腹痛、多量出血がある場合は速やかな処置が必要です。

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