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せんしょくたいいじょう

染色体異常

症状と特徴

人には通常、22対の常染色体と1対の性染色体があります。染色体の数の増減(異数性)や構造の変化(欠失、重複、転座など)がある状態を染色体異常といいます。症状は異常の種類や程度により大きく異なり、発達の遅れ、先天性心疾患、低身長、性腺機能低下、臓器の形態異常などを伴うことがあります。代表例にはダウン症候群ターナー症候群クラインフェルター症候群などがあります。

原因

多くは、卵子・精子が作られる過程(減数分裂)や受精後の細胞分裂で偶発的に染色体が正しく分配されないことにより起こります。一部には親から受け継いだ均衡型転座などの染色体構造変化が関係します。母体年齢の上昇に伴って一部の数的染色体異常の頻度は上がりますが、年齢にかかわらず起こり得ます。

治療

染色体そのものを正常化する治療はありませんが、合併症や発達上の課題に対する医療・支援を行います。先天性心疾患などには手術や専門的治療を行い、必要に応じて成長ホルモンや性ホルモンの補充、発達支援、療育、リハビリテーション、視覚・聴覚の評価と支援を行います。本人・家族の希望に応じ、遺伝カウンセリングで再発確率、検査の意義・限界、将来の健康管理について相談できます。

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