karada.me karada.me

けっかんせいしはんびょう

血管性紫斑病

症状と特徴

血管の炎症や血管壁の異常などにより皮下出血を起こし、紫斑が現れる病態の総称です。紫斑のほか、原因により関節痛、腹痛、下血などを伴うことがあります。小児に多いIgA血管炎では、脚や臀部に触れると盛り上がった紫斑が出やすく、関節症状、腹部症状、腎炎を伴うことがあります。

原因

血管炎、感染後の免疫反応、薬剤、自己免疫疾患、血管の脆弱性などが関係します。血管性紫斑は単一の疾患名ではなく、IgA血管炎、薬剤性血管炎、加齢性紫斑などを含む広い概念です。

治療

原因に応じて治療します。軽症で全身症状がない場合は経過観察と安静、疼痛への対症療法を行うことがあります。IgA血管炎が疑われる場合は、腎障害が遅れて現れることがあるため、血圧、尿検査、腎機能を一定期間追跡します。強い腹痛、消化管出血、腎炎、精巣痛などの臓器症状がある場合には入院や副腎皮質ステロイドなどを検討します。溶連菌感染が明確な場合は、その感染症に対する抗菌薬治療を行います。

関連する病気