こうぎょうやくひんによるちゅうどく
工業薬品による中毒
症状と特徴
原因物質により異なります。溶剤の吸入では頭痛、めまい、吐き気、意識障害、不整脈などが起こりえます。酸・アルカリの誤飲では、口・のど・食道・胃の強い痛み、嘔吐、よだれ、嚥下困難、消化管の化学熱傷を起こすことがあります。皮膚・眼への付着では、痛み、発赤、水疱、視力障害などが起こることがあります。
原因
塗料やシンナーなどの有機溶剤、洗浄剤に含まれる酸・アルカリ、接着剤、燃料などを誤飲・吸入したり、皮膚や眼に付着したりすることで起こります。
治療
救助者自身がガスを吸入しないよう安全を確保し、可能なら新鮮な空気の場所へ移します。酸・アルカリ、ガソリン・灯油などを飲んだ場合は、吐かせないでください。自己判断で中和剤、牛乳、水などを飲ませることも避けます。皮膚・眼への付着は、直ちに多量の流水で十分に洗い流します。製品容器・ラベル・安全データシートの情報を医療機関へ伝えます。