こうくうかんじだしょう(がこうそう)
口腔カンジダ症(鵞口瘡)
症状と特徴
舌、頬の内側、口蓋、唇の粘膜などに、乳白色から灰白色の苔状の付着物がみられます。こすると取れることがありますが、下の粘膜は赤くなったり出血したりすることがあります。痛み、ヒリヒリ感、味覚の変化、口角炎を伴うこともあります。白い病変がこすっても取れない場合は、ほかの病気との区別が必要です。
原因
カンジダは口腔内に常在することがある真菌で、免疫低下、糖尿病、口腔乾燥、抗菌薬・ステロイド薬の使用、吸入ステロイド後のうがい不足、義歯の清掃不良・夜間装着、栄養状態の低下などで増殖して発症します。新生児では、分娩時の感染、乳頭・哺乳器具を介した感染などが関与することがあります。
治療
口腔内の状態、義歯、使用薬、全身疾患を確認し、可能な誘因を改善します。抗真菌薬の口腔内投与または内服を用います。義歯は毎日清掃し、可能であれば就寝時は外して乾燥させます。吸入ステロイド使用後はうがいを行います。再発を繰り返す場合や重症の場合は、糖尿病、免疫不全、薬剤などの背景を評価します。
関連する病気
この病気に関連する病気
口角炎
こうかくえん
口角(唇の両端)に、赤み、ただれ、ひび割れ、かさぶた、痛みが生じます。口を開けにくくなることもあります。深い亀裂や潰瘍を伴うことがあります。
糖尿病
とうにょうびょう
糖尿病は初期には症状がないことが多く、健康診断などで発見されます。高血糖が進むと、口渇、多飲、多尿、夜間頻尿、食欲の変化、だるさ、疲れやすさ、体重減少、皮膚のかゆみ、感染症にかかりやすい、傷が治りにく
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