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くりぷとすぽりじうむしょう

クリプトスポリジウム症

症状と特徴

通常2〜10日程度の潜伏期後に、水様性下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、微熱、食欲低下などが現れます。免疫機能が正常な人では、多くは1〜2週間程度で軽快しますが、症状が数週間続くこともあります。HIV感染症、臓器移植後、抗がん薬・免疫抑制薬使用中などの免疫不全では、長期にわたる大量の下痢、脱水、体重減少、胆道・呼吸器病変などを伴う重症感染となることがあります。

原因

クリプトスポリジウムのオーシストを口から摂取して感染します。感染者や動物の便で汚染された水・食品、保育施設などでの接触、プールや水遊び場などが感染源になります。オーシストは塩素消毒に比較的強く、適切なろ過や加熱が重要です。

治療

基本は経口補水液などによる脱水予防・補正です。免疫機能が正常な人では自然軽快することが多く、下痢止めの使用は医師・薬剤師に相談します。重症例、遷延例、免疫不全例ではニタゾキサニドが選択されることがありますが、免疫不全者での効果は限定的な場合があります。HIV感染症では抗レトロウイルス療法による免疫機能の回復が重要です。

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