くうきえんげしょう
空気嚥下症
症状と特徴
空気を繰り返し飲み込むことで、げっぷ、腹部膨満感、腹部圧迫感、みぞおちや左上腹部の痛み、しゃっくり、放屁などが起こります。空気貯留により胸部の圧迫感や動悸様の症状を感じることがありますが、心疾患や呼吸器疾患と区別する必要があります。
原因
早食い、炭酸飲料の多飲、ストロー・ガム・飴の使用、喫煙、口呼吸、義歯の不適合、会話しながらの食事、不安や緊張などが関与します。消化管閉塞そのものが空気嚥下症の典型的原因ではありませんが、腹部膨満を来す器質的疾患は鑑別が必要です。
治療
まず、持続する腹痛、嘔吐、体重減少、血便・黒色便などがないかを確認し、必要に応じて消化器疾患を検査します。早食いを避けてよくかむ、炭酸飲料・ガム・飴・ストロー・喫煙を控える、鼻づまりや口呼吸を治療するなどの行動調整を行います。不安や習慣が強く関係する場合は、呼吸法、行動療法、心理的支援が役立つことがあります。