ふくぶぼうまんかん
腹部膨満感
症状と特徴
原因
治療
関連する病気
この病気に関連する病気
この病気を参照している病気
多発性嚢胞腎
たはつせいのうほうじん
通常「多発性嚢胞腎」は、常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD)を指すことが多く、両腎に多数の嚢胞が徐々に増大して腎臓が大きくなります。血尿、たんぱく尿、高血圧、腰背部痛・腹部膨満感、尿路感染症、嚢胞感
脾腫
ひしゅ
脾腫は脾臓が大きくなった状態を指します。軽度では自覚症状がないことも多く、診察や画像検査で見つかります。脾臓が大きくなると、左上腹部の圧迫感・痛み、背部痛、少量の食事で満腹になる早期満腹感、腹部膨満感
胃下垂
いかすい
胃下垂は、立位で胃の位置が通常より低い状態を指します。やせ型の人にみられることがあり、上腹部が比較的へこみ、下腹部が出て見える場合があります。しかし、胃下垂があっても無症状で、消化機能に問題がない人も
空気嚥下症
くうきえんげしょう
空気を繰り返し飲み込むことで、げっぷ、腹部膨満感、腹部圧迫感、みぞおちや左上腹部の痛み、しゃっくり、放屁などが起こります。空気貯留により胸部の圧迫感や動悸様の症状を感じることがありますが、心疾患や呼吸
かみしめ呑気症候群
かみしめどんきしょうこうぐん
歯をかみしめたり、口を強く閉じたりする習慣に伴って空気を飲み込み、げっぷ、腹部膨満感、放屁、左上腹部痛、食道の違和感、食欲低下、胸部不快感などを生じるとされます。かみしめ自体により、顎の痛み、側頭部の
輸入脚症候群
ゆにゅうきゃくしょうこうぐん
ビルロートII法などで胃と空腸をつないだ後、吻合部より口側に残る十二指腸・空腸(輸入脚)に胆汁、膵液、腸液などがたまる状態です。食後の上腹部痛、腹部膨満感、吐き気、胆汁を含む嘔吐などがみられます。慢性
エキノコックス症
えきのこっくすしょう
日本では主に多包条虫による肝エキノコックス症が問題となります。感染初期は無症状で、潜伏期間は通常数年から十数年に及ぶことがあります。病変が進行すると、疲れやすさ、右上腹部・右側腹部の痛みや圧迫感、腹部
肝良性腫瘍
かんりょうせいしゅよう
肝臓に生じる良性または良性に近い病変の総称です。多くは無症状で、健診の超音波検査やCT、MRIなどで偶然見つかります。大きくなると腹部膨満感、右上腹部痛、腹部のしこり、胃・十二指腸の圧迫による食欲低下
胆石症
たんせきしょう
胆汁の成分が胆嚢や胆管内で結晶化してできる石を胆石といいます。胆嚢にあるものを胆嚢結石、胆管にあるものを総胆管結石などと呼びます。胆石があっても多くの人は無症状です。症状が出る場合は、右上腹部やみぞお
胆嚢摘出後症候群
たんのうてきしゅつごしょうこうぐん
胆石症や胆嚢炎などで胆嚢を切除した後に、腹痛、黄疸、発熱、吐き気、嘔吐、腹部膨満感、下痢、便秘などが続く、または新たに現れる状態を指します。現在では単一の病気というより、胆嚢摘出後に起こるさまざまな消
胆道ジスキネジー
たんどうジスキネジー
胆石などの明らかな器質的異常が確認されないにもかかわらず、右上腹部またはみぞおちの痛み、背部痛、吐き気、腹部膨満感などがみられる状態です。現在は主に、Rome IV基準に基づく機能性胆嚢障害(func
慢性下痢
まんせいげり
下痢が4週間以上持続する状態を慢性下痢といいます。便回数の増加、水様便、便意切迫、腹痛、腹部膨満感を伴うことがあります。夜間の下痢、血便、発熱、体重減少などは器質的疾患を示唆する警告症状です。
腸結核
ちょうけっかく
初期には無症状のこともあります。全身倦怠感、食欲不振、腹痛、下痢、便秘、腹部膨満、体重減少、発熱などがみられます。腸管の狭窄による腹部膨満感や便秘、潰瘍による出血を生じることがあります。進行すると、腸
過敏性腸症候群
かびんせいちょうしょうこうぐん
腹痛または腹部不快感と、下痢、便秘、あるいは両者を交互に繰り返す便通異常が続く一方、検査で潰瘍・がん・炎症などの明らかな器質的病気が認められない病気です。通勤・通学、会議、仕事中などに急な腹痛や便意が
たんぱく漏出性胃腸症
たんぱくろうしゅつせいいちょうしょう
血液中のたんぱく質、特にアルブミンが消化管内へ過剰に失われる状態です。低アルブミン血症により、下痢、手足・顔のむくみ、体重増加、倦怠感、吐き気、嘔吐、腹部膨満感が起こります。重症では腹水や胸水を生じ、
自律神経失調症
じりつしんけいしっちょうしょう
「自律神経失調症」は、疲労感、だるさ、のぼせ、冷え、不眠、気分の不調、めまい、頭痛、しびれ、立ちくらみ、動悸、顔面紅潮、息切れ、のどの違和感、吐き気、嘔吐、胃の不快感、胸やけ、下痢、便秘、腹部膨満感、
糞線虫症
ふんせんちゅうしょう
無症状のこともあります。皮膚から侵入した直後にはかゆみを伴う皮疹が起こることがあり、その後、咳、喘鳴などの呼吸器症状、腹痛、下痢、腹部膨満感、吐き気などが現れることがあります。感染が長期間持続すること
後腹膜腫瘍
こうふくまくしゅよう
後腹膜(腹腔の後方で、腎臓・尿管・副腎・大血管・神経などがある領域)の結合組織、脂肪組織、リンパ管、血管、神経、筋肉などから発生する腫瘍の総称です。良性・悪性のいずれもありますが、悪性では後腹膜肉腫、
がん性腹膜炎
がんせいふくまくえん
がん性腹膜炎は、現在は「腹膜播種」または「腹膜転移」とよばれることが多く、腹壁や腹部臓器の表面を覆う腹膜にがん細胞が広がった状態です。腹水による腹部膨満感、腹痛、食欲低下、早期満腹感、吐き気、嘔吐、体
消化管間葉系腫瘍
しょうかかんかんようけいしゅよう
消化管間質腫瘍(GIST:ジスト)は、消化管の壁にある間葉系組織から生じる腫瘍で、食道から直腸までの全消化管に発生します。胃が最も多く、次いで小腸にみられます。小さい腫瘍は無症状で、内視鏡や画像検査で
肝がん
かんがん
肝がんには、肝臓から発生する原発性肝がんと、他臓器のがんが肝臓へ広がる転移性肝がんがあります。原発性肝がんでは肝細胞がんが最も多く、次いで肝内胆管がんなどがあります。早期の原発性肝がんは無症状のことが
肝細胞がん
かんさいぼうがん
肝細胞がんは肝臓の肝細胞から発生するがんで、原発性肝がんの大部分を占めます。肝内に複数病変を生じたり、治療後に再発したりしやすく、肝内転移と、多中心性発がんの両方が問題となります。初期は自覚症状がない
転移性肝がん
てんいせいかんがん
転移性肝がんは、肝臓以外に発生したがんが肝臓へ転移した状態です。大腸がん、膵がん、胃がん、乳がん、肺がん、神経内分泌腫瘍などからの転移がみられます。病巣は複数であることが多い一方、単発の場合もあります
胆嚢がん
たんのうがん
胆嚢および胆嚢管に発症するがんです。初期には無症状のことが多く、胆石症の検査や胆嚢摘出後の病理検査で偶然見つかることもあります。進行すると、右上腹部・右わき腹の鈍痛、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹部膨満感
卵巣がん
らんそうがん
卵巣は子宮の両側にある、女性ホルモンや卵子に関わる器官です。ここに生じる悪性腫瘍が卵巣がんです。初期には自覚症状が乏しいことが多く、進行してから見つかる場合があります。進行時には、腹部膨満感、腹囲の増
卵管がん
らんかんがん
卵管に発生する悪性腫瘍です。多くは上皮から生じる高異型度漿液性がんで、卵巣がんや原発性腹膜がんと似た性質を示します。初期は症状がない、または症状が非特異的であることが多く、進行すると水様性または血性の
月経前症候群(PMS)
げっけいぜんしょうこうぐん
月経前の黄体期に、心身の不調が繰り返し現れ、月経開始後数日以内に軽快する状態です。身体症状には、乳房の張り・痛み、腹部膨満感、頭痛、むくみ、疲労感、食欲変化、便秘・下痢などがあります。精神・行動症状に
卵巣嚢腫
らんそうのうしゅ
卵巣の嚢胞性腫瘤で、小さいうちは無症状のことが多く、婦人科診察や超音波検査で偶然見つかります。大きくなると、下腹部膨満感、腹部のしこり感、下腹部痛、頻尿、便秘、胃の圧迫感などが起こることがあります。嚢