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きゅうせいかのうせいこうじょうせんえん

急性化膿性甲状腺炎

症状と特徴

甲状腺部の強い痛み、腫れ、皮膚の発赤、圧痛、発熱が起こります。38℃以上の高熱となることもあります。小児に多い傾向がありますが、成人や高齢者にも発症します。膿瘍が形成されると、頸部の腫脹が増悪し、嚥下痛や呼吸症状を伴うことがあります。

原因

甲状腺への細菌感染によって起こります。小児では下咽頭梨状窩瘻(梨状窩瘻、梨状窩内瘻)など、咽頭と甲状腺周囲を交通させる先天的な瘻孔が感染経路となることがあります。この異常は左側に多く、炎症も左葉に生じやすい傾向があります。免疫機能が低下している場合などにも発症し得ます。

治療

抗菌薬を投与します。膿瘍がある場合、または抗菌薬のみで改善しない場合は、穿刺・切開による排膿や外科的ドレナージが必要です。再発予防のため、感染が落ち着いた後に梨状窩瘻を内視鏡的に閉鎖・焼灼する治療や、状況により外科的治療を検討します。

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