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きゅうせいしゅっけつせいだいちょうえん

急性出血性大腸炎

症状と特徴

抗菌薬の使用後、比較的急に、差し込むような腹痛、下痢、鮮血を伴う血性下痢を起こします。若年者から中年者にもみられ、右側結腸に病変が強いことがあります。内視鏡では粘膜の発赤、浮腫、びらん、浅い潰瘍、出血などがみられることがあります。

原因

抗菌薬関連出血性大腸炎としては、ペニシリン系、とくにアモキシシリン・クラブラン酸などの使用後に起こることがあり、Klebsiella oxytoca(クレブシエラ・オキシトカ)の増殖と毒素が関与する例が知られています。NSAIDsによる腸炎も出血や潰瘍を起こしえますが、抗菌薬関連出血性大腸炎とは病態が異なります。

治療

原因と考えられる抗菌薬または薬剤について、処方医に連絡して中止・変更を検討します。多くの抗菌薬関連出血性大腸炎は、原因薬を中止し、水分・電解質を補給する支持療法で数日以内から改善します。絶食は必ずしも必要ではなく、嘔吐や強い腹痛などで経口摂取が困難な場合に医療機関で輸液を行います。血便が続く場合、感染性腸炎などほかの病気との鑑別のため、便検査や内視鏡検査を行うことがあります。

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