おむすくしゅっけつねつ
オムスク出血熱
症状と特徴
通常3〜8日程度の潜伏期の後、急な発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感、吐き気、咳、結膜充血などが現れる。鼻出血、歯肉出血、皮下出血などを伴うことがある。多くは回復するが、重症例では脱水、低血圧、肺炎、肝機能障害、腎障害、神経症状などを起こし、まれに死亡する。症状がいったん軽快した後に再燃する二相性の経過をとることもある。
原因
フラビウイルス科のオムスク出血熱ウイルスによる感染症である。主にマダニに刺されることで感染し、流行地ではマスクラットなどのげっ歯類やその血液・排泄物・組織との接触も感染機会となりうる。
治療
確立された特異的な抗ウイルス薬はなく、輸液、解熱・鎮痛、出血・低血圧・臓器障害への対応などの支持療法を行う。重症例では入院して循環・呼吸管理を行う。