ぽりーぷようせいたい
ポリープ様声帯
症状と特徴
声帯全体、とくに粘膜下のラインケ腔がむくんで膨らむ状態で、ラインケ浮腫とも呼ばれます。声がれ、声の著しい低音化、声の出しにくさ、のどの違和感や乾燥感がみられます。高度になると気道が狭くなり、息苦しさを生じることがあります。
原因
喫煙が最も重要な危険因子です。長期の声の乱用、胃食道逆流、加齢なども関与することがあります。
治療
禁煙は進行抑制と再発予防のために必須です。発声指導、逆流症の治療、刺激物の回避などを行います。軽症例ではこれらの保存的治療で症状が改善することがありますが、すでに大きく腫れた病変では禁煙のみで完全に元に戻らないこともあります。中等度以上の声障害、気道狭窄、保存的治療で改善しない場合は、喉頭顕微鏡下手術で浮腫状組織を整復・切除します。