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これら

コレラ

症状と特徴

コレラ菌による急性の腸管感染症です。日本では海外渡航後の輸入例が多く、国内発生はまれです。潜伏期間は数時間から5日程度で、典型例では米のとぎ汁様とも表現される多量の水様下痢と嘔吐が急に起こります。発熱や強い腹痛は目立たないことが多いものの、みられる場合もあります。

軽症・無症状のこともありますが、重症例では短時間に大量の水分と電解質を失い、強い口渇、尿量低下、筋肉けいれん、血圧低下、腎障害、ショックを生じます。適切な補水が遅れると生命にかかわります。

原因

コレラ菌に汚染された水、氷、食品を摂取することで感染します。患者・保菌者の便に排出された菌が水や食品を汚染し、感染が広がります。衛生設備が不十分な地域、災害時、衛生的な飲料水を確保しにくい状況で流行しやすくなります。

治療

最も重要なのは、失われた水分と電解質を速やかに補うことです。軽症では経口補水液を用い、重度の脱水や飲水困難がある場合は静脈から補液します。抗菌薬は補水の代わりにはなりませんが、重症例などでは下痢の期間や菌の排出を短縮する目的で、薬剤感受性を考慮してアジスロマイシン、ドキシサイクリン、シプロフロキサシンなどが使用されます。下痢止め薬は重症感染症では自己判断で使用せず、医師に相談します。

関連する病気

この病気を参照している病気

頭蓋内圧亢進

ずがいないあつこうしん

頭蓋骨の内部では脳、血液、脳脊髄液の容積がほぼ一定に保たれています。このため、脳の腫れ、出血、腫瘍、脳脊髄液の増加などによって頭蓋内圧が上がると脳が圧迫されます。 急性の場合には、頭痛、嘔吐、意識障害

脳動静脈奇形

のうどうじょうみゃくきけい

脳内出血やくも膜下出血を起こすと、突然の激しい頭痛、吐き気・嘔吐、けいれん発作、意識障害、片側麻痺、感覚障害、失語症などが現れます。出血を起こさず、けいれん、頭痛、局所神経症状を契機に見つかる場合や、

アルツハイマー病

あるつはいまーびょう

アルツハイマー病は認知症の最も多い原因です。多くは65歳以降に発症しますが、65歳未満で発症する若年性アルツハイマー病もあります。初期には新しい出来事を覚えにくい、同じことを何度も尋ねる、物を置いた場

三叉神経痛

さんさしんけいつう

冷たい水で顔を洗う、あくび、くしゃみ、化粧、ひげ剃り、会話、咀嚼、歯磨き、風が頬に当たるなどの軽い刺激をきっかけに、顔の片側にえぐられるような鋭い電撃痛が突然起こります。痛みは通常数秒から2分程度で、

白毛症

はくもうしょう

毛髪の色が白色または灰白色になる状態で、局所的に白くなる限局性白毛と、広い範囲または全体的に白くなる状態があります。加齢に伴う白髪は一般的で、徐々に増えることが多いです。 限局性の白毛は、白斑、円形

老視

ろうし

老眼ともよばれ、加齢により近くにピントを合わせにくくなる状態です。一般に40歳代頃から自覚されることが多く、読書やスマートフォンなど近い距離の文字がぼやける、少し離すと見やすい、暗い場所で見えにくい、

メニエール病

めにえーるびょう

反復する回転性めまい発作に、変動する難聴、耳鳴り、耳閉感または耳の圧迫感を伴う病気です。めまい発作は一般に20分から12時間程度持続します。吐き気や嘔吐を伴うことがあります。発作を繰り返すうちに難聴が

歯周病(歯槽膿漏)

ししゅうびょう(しそうのうろう)

歯肉、歯根膜、歯槽骨などの歯周組織に起こる炎症性疾患です。初期には自覚症状が乏しいことが多く、炎症が強くなる時期と比較的落ち着く時期を繰り返しながら進行することがあります。 歯と歯肉の間の溝・すき間

智歯周囲炎

ちししゅういえん

智歯(親知らず)、特に下顎で一部だけ生えている歯の周囲の歯肉に起こる炎症です。歯肉の腫れ、痛み、噛んだときの痛み、排膿、口臭などがみられます。 炎症が強くなると、口が開きにくい(開口障害)、飲み込む

急性扁桃炎

きゅうせいへんとうえん

強いのどの痛み、発熱、悪寒、全身倦怠感、関節痛・筋肉痛がみられます。飲み込むときの痛みが耳に響くように感じられることもあります。口蓋扁桃は赤く腫れ、白い滲出物や膿栓が付着することがあります。頸部リンパ

ポリープ様声帯

ぽりーぷようせいたい

声帯全体、とくに粘膜下のラインケ腔がむくんで膨らむ状態で、ラインケ浮腫とも呼ばれます。声がれ、声の著しい低音化、声の出しにくさ、のどの違和感や乾燥感がみられます。高度になると気道が狭くなり、息苦しさを

喉頭肉芽腫

こうとうにくげしゅ

主に声帯後方の披裂部付近に炎症性の肉芽組織が生じます。のどの違和感、咳払い、慢性咳嗽、声がれ、発声しにくさ、のどの痛みなどが起こります。胃食道逆流・咽喉頭逆流を伴う場合には、胸やけ、呑酸、咳などを伴う

逆流性食道炎(胃食道逆流症)

ぎゃくりゅうせいしょくどうえん/いしょくどうぎゃくりゅうしょう

胃内容物の逆流により、胸やけ、酸っぱいものが上がる感じ、胸痛、げっぷ、のどの違和感、つかえ感などが起こります。内視鏡で食道下部にびらんや潰瘍を認めるものを逆流性食道炎といいます。一方、典型的な逆流症状

特発性肺線維症

とくはつせいはいせんいしょう

原因不明の慢性進行性線維化性肺疾患で、乾いたせき、労作時の息切れ、呼吸困難が代表的です。ばち指がみられることがあり、進行すると肺活量と拡散能が低下し、低酸素血症を生じます。高分解能CTでは、肺の下部・

心臓神経症

しんぞうしんけいしょう

心臓の明らかな器質的異常が確認されないにもかかわらず、胸痛、動悸、息切れ、胸部圧迫感、脈の乱れへの強い不安などを繰り返す状態を指すことがある、やや古い用語です。現在は、不安症、パニック症、身体症状症な

慢性心不全

まんせいしんふぜん

心機能の低下または心臓の拡張障害が長期に続く状態です。左心不全では労作時息切れ、呼吸困難、起坐呼吸、夜間の咳や喘鳴、動悸がみられます。右心不全では全身の静脈うっ血により下腿浮腫、体重増加、腹部膨満、食

僧帽弁逸脱症候群

そうぼうべんいつだつしょうこうぐん

僧帽弁の前尖または後尖、まれに両方が、心臓の収縮時に左心房側へ過度に膨らむ状態です。重い僧帽弁逆流がなければ無症状のことが多いですが、動悸、胸部不快感、息切れなどを自覚することがあります。逸脱が強く弁

解離性大動脈瘤

かいりせいだいどうみゃくりゅう

現在は一般に「急性大動脈解離」とよばれます。大動脈壁の内膜に裂け目(エントリー)ができ、血液が壁内に流入して中膜を二層に裂き、真腔と偽腔が形成される病態です。解離が上行大動脈に及ぶものはStanfor

骨髄線維症

こつずいせんいしょう

骨髄に線維化が生じて正常な造血が障害される病気です。貧血による息切れ、倦怠感、めまい、動悸のほか、脾臓の腫れによる左上腹部の張り・痛み、少量で満腹になる感じ、体重減少、発熱、寝汗、骨痛などがみられるこ

腎下垂(遊走腎)

じんかすい(ゆうそうじん)

腎臓は呼吸や体位によりある程度上下に動きますが、生理的範囲を超えて立位で腎臓が下方へ移動する状態を腎下垂、または遊走腎といいます。多くは無症状で、腎機能への影響も通常はありません。一部では、立位や活動

慢性胃炎

まんせいいえん

慢性胃炎は無症状のことが多く、健診や内視鏡検査で見つかります。みぞおちの不快感、胃もたれ、早期満腹感、食欲低下、悪心などを伴うことがありますが、これらは慢性胃炎に特有ではなく、機能性ディスペプシア、消

機能性ディスペプシア

きのうせいでぃすぺぷしあ

機能性ディスペプシア(FD)は、内視鏡などで症状を十分に説明できる器質的疾患が見つからないにもかかわらず、食後膨満感、早期満腹感、心窩部痛、心窩部灼熱感などが続く病態です。Rome IV基準では、これ

慢性肝炎(B型・C型)

まんせいかんえん(びーがた・しーがた)

B型慢性肝炎、C型慢性肝炎ともに、初期には自覚症状がないか、あっても倦怠感、食欲低下など軽いことが多く、肝機能検査がほぼ基準範囲内の場合もあります。しかし肝臓では炎症や線維化が進行し、放置すると肝硬変

バッド・キアリ症候群

ばっど・きありしょうこうぐん

肝臓から心臓へ血液を戻す肝静脈、または肝部下大静脈が狭窄・閉塞する病気です。肝臓からの血液流出が妨げられるため、肝腫大、腹痛、腹水、門脈圧亢進症を起こします。急性・劇症例では、強い腹痛、急速な腹水、黄

急性胆管炎

きゅうせいたんかんえん

胆管に感染と炎症が起こる病気です。代表的な症状は、発熱・悪寒、右上腹部またはみぞおちの痛み、黄疸であり、これらはシャルコーの3徴と呼ばれます。重症化すると、血圧低下やショック、意識障害、腎障害、呼吸障

旅行者下痢症

りょこうしゃげりしょう

旅行中または帰国後に起こる急性下痢です。水様便、腹痛、吐き気、嘔吐、発熱を伴うことがあります。多くは軽症で数日以内に改善しますが、赤痢、腸チフス、コレラ、寄生虫感染症などでは重症化または遷延することが

偽膜性大腸炎

ぎまくせいだいちょうえん

大腸粘膜に黄白色で隆起した偽膜が生じ、水様性下痢、腹痛、発熱、腹部膨満、悪心、粘液便などがみられます。血便を伴うこともあります。重症では脱水、低アルブミン血症、電解質異常、腎機能障害、低血圧、中毒性巨

腎移植とは

じんいしょく

腎移植は病気そのものではなく、末期腎不全に対する腎代替療法の一つです。提供された腎臓を移植することで、透析からの離脱または透析開始前の治療(先行的腎移植)が可能となる場合があります。ただし、移植後も拒

透析療法

とうせきりょうほう

腎不全などで腎臓が老廃物、水分、電解質、酸塩基平衡を十分に調節できなくなると、体内に老廃物や余分な水分が蓄積します。透析療法はこれらを人工的に除去・調整する腎代替療法です。血液透析では血液を体外に取り

梅毒

ばいどく

主に性的接触で感染しますが、妊娠中の母子感染も起こりえます。感染後およそ10~90日(多くは約3週間)で、感染部位に痛みの少ないしこり、びらん、潰瘍や、近くのリンパ節の腫れが生じることがあります(第1

前立腺炎症候群

ぜんりつせんえんしょうこうぐん

前立腺に炎症または痛み・不快感が生じる病態です。急性細菌性前立腺炎では、悪寒・戦慄を伴う発熱、急激な全身状態の悪化、下腹部・尿道・会陰部の痛み、排尿痛、頻尿、残尿感、排尿困難がみられます。尿が濁る、血

男性不妊症

避妊をしない性交を一定期間続けても妊娠に至らず、男性側に原因または関連因子がある状態です。男性本人には自覚症状がないことが多く、精液検査で精子数、運動率、形態などの異常が見つかります。代表的な所見には

脊髄性進行性筋萎縮症

せきずいせいしんこうせいきんいしゅくしょう

脊髄性筋萎縮症(SMA)は、脊髄前角細胞などの運動ニューロンが障害され、筋萎縮と筋力低下が進行する遺伝性神経筋疾患群です。発症年齢や重症度は乳児期から成人期まで幅があります。乳児発症では首のすわりや座

関節リウマチ

かんせつリウマチ

関節の痛み、腫れ、熱感、動かしにくさが主な症状です。朝起きたときに手足の指などがこわばって動かしにくい「朝のこわばり」から始まることが多く、手指、手首、足趾、足首、ひじ、膝などの関節に、左右対称性に症

本態性低血圧症

ほんたいせいていけつあつしょう

明らかな基礎疾患がないにもかかわらず、血圧が低めである状態です。無症状であれば治療を必要としないことが多い一方、めまい、立ちくらみ、倦怠感、頭痛、冷え、動悸、胃部不快感などを自覚する人もいます。これら

骨軟化症

こつなんかしょう

骨のコラーゲン基質(類骨)にカルシウムやリンなどのミネラルが十分に沈着せず、骨が軟らかくなる病気です。小児ではくる病と呼ばれます。骨痛、筋力低下、歩行障害、骨折や骨変形がみられることがあります。

重症筋無力症

じゅうしょうきんむりょくしょう

神経から筋肉への刺激が伝わりにくくなるため、使うほど筋力低下が目立ち、休息で一時的に改善する『易疲労性』と日内変動が特徴です。眼瞼下垂、複視から始まることが多く、夕方や疲労時に悪化しやすい傾向がありま

脊髄小脳変性症

せきずいしょうのうへんせいしょう

脊髄小脳変性症は、小脳性運動失調を主症状とする進行性疾患群の総称です。歩行時のふらつき、足を広げた歩き方、方向転換時の不安定さ、手を目標へ伸ばす際の震えや不正確さ、字が書きにくい、ろれつが回りにくいな

シャイ・ドレーガー症候群

シャイ・ドレーガーしょうこうぐん

シャイ・ドレーガー症候群は、現在では多系統萎縮症(MSA)のうち自律神経障害が目立つ病型として扱われる歴史的な名称です。中年以降に発症することが多く、立ち上がったときの血圧低下による立ちくらみ、失神、

冷房病

れいぼうびょう

冷房環境や屋内外の大きな温度差に関連して、倦怠感、食欲低下、頭痛、肩こり、手足の冷え、胃腸の不調、睡眠の乱れなどを自覚することがあります。ただし、これらは特異的な症状ではなく、貧血、甲状腺疾患、感染症

動脈硬化症

どうみゃくこうかしょう

動脈硬化は、動脈の壁が厚く硬くなったり、粥腫(プラーク)によって内腔が狭くなったりする状態です。多くは進行するまで自覚症状がありません。冠動脈では狭心症や心筋梗塞、脳・頸動脈では一過性脳虚血発作や脳梗

エボラ出血熱

えぼらしゅっけつねつ

主にアフリカで発生するウイルス性出血熱です。潜伏期間は2~21日で、発熱、強い倦怠感、頭痛、筋肉痛、咽頭痛などで始まり、嘔吐、下痢、腹痛などが続くことがあります。重症例では出血、ショック、多臓器不全が

脳悪性腫瘍

のうあくせいしゅよう

症状は腫瘍の種類、発生部位、増大速度、頭蓋内圧の上昇の程度により異なります。頭痛、吐き気・嘔吐、視力低下や複視、けいれん、手足の脱力やしびれ、言葉が出にくい、性格・認知機能の変化、ふらつきなどがみられ

喉頭がん

こうとうがん

喉頭は喉頭蓋、仮声帯、喉頭室、声帯、声門下腔などからなり、これらに生じるがんを喉頭がんといいます。多くは扁平上皮がんです。声帯(声門)に生じるがんでは、持続する嗄声が典型的な症状です。進行すると血痰、

乳がん

にゅうがん

乳がんは乳房にできる悪性腫瘍で、多くは乳管から発生する浸潤性乳管がんや非浸潤性乳管がんです。小葉から発生する小葉がんや、乳頭・乳輪部に湿疹様の変化を生じるパジェット病などもあります。乳房のしこりで気づ

胃がん

いがん

胃がんは日本で比較的多いがんで、年齢が上がるほど発症が増え、男性に多い傾向があります。早期胃がんでは自覚症状がないことが多く、症状だけで早期発見することは困難です。 みぞおちの痛み・不快感、胃もたれ

副腎腫瘍

ふくじんしゅよう

腎臓の上にある副腎に生じる腫瘍です。画像検査で偶然見つかる副腎腫瘤の多くは良性で、ホルモンを過剰につくらない非機能性腫瘍では無症状のことが多いです。ホルモンを過剰に分泌する機能性腫瘍では、原因となるホ

白血病

はっけつびょう

血液をつくる骨髄で、造血幹細胞またはその分化途中の細胞に異常が生じ、白血病細胞が増殖する血液のがんです。白血病細胞が増えると正常な赤血球、白血球、血小板が減少し、貧血、感染症、出血などを起こします。大

卵巣がん

らんそうがん

卵巣は子宮の両側にある、女性ホルモンや卵子に関わる器官です。ここに生じる悪性腫瘍が卵巣がんです。初期には自覚症状が乏しいことが多く、進行してから見つかる場合があります。進行時には、腹部膨満感、腹囲の増

広場恐怖

ひろばきょうふ

公共交通機関、開けた場所、閉鎖された場所、行列や人混み、家の外に一人でいる状況などで、逃げることが難しい、またはパニック様症状が起きても助けを得にくいと感じ、強い恐怖や不安を抱く状態です。そのため、こ

人生の節目に現れるうつ病

じんせいのふしめにあらわれるうつびょう

うつ病は、退職、死別、妊娠・出産、子どもの独立、加齢による身体機能の変化など、人生の変化や喪失が重なる時期に発症・再発することがあります。ただし、これらの時期に起こる抑うつ状態はすべて同じ病気ではなく

性同一性障害

せいどういつせいしょうがい

出生時に割り当てられた性別や身体的性徴と、自分が認識する性別との不一致により、強い苦痛、生活上の困難、周囲との関係での悩みを抱くことがあります。身体的特徴を変えたいと感じる人、社会生活上の性別表現や呼

レム睡眠行動障害

レムすいみんこうどうしょうがい

レム睡眠中に、本来みられるはずの筋肉の力が抜けた状態(筋緊張低下)が失われ、夢の内容に沿って叫ぶ、話す、手足を振る、殴る、蹴る、起き上がるなどの行動をする病気です。本人は鮮明な夢を覚えていることがあり

乳房の腫脹・しこり

にゅうぼうのしゅちょう・しこり

乳房のしこりは、若年者では良性病変が多い一方、年齢とともに乳がんの可能性は高くなります。原因として乳腺線維腺腫、葉状腫瘍、乳腺症、嚢胞、乳がんなどがあります。乳がんのしこりは硬く、周囲との境界が不明瞭

子宮位置異常

しきゅういちいじょう

子宮は一般に前傾前屈の位置にありますが、後方に傾く子宮後傾・後屈、骨盤臓器脱に伴う子宮下垂や子宮脱などがみられることがあります。子宮後屈は症状のない体の特徴としてみられることが多く、必ずしも病気ではあ

外陰皮膚瘙痒症

がいいんひふそうようしょう

外陰部にかゆみを生じます。腟炎によるおりものの刺激、接触皮膚炎、皮膚疾患、感染症、糖尿病、肝疾患、血液疾患、悪性腫瘍など、かゆみには多くの原因があります。外陰皮膚瘙痒症は、これらを調べても明確な原因が

夜尿症

やにょうしょう

夜尿症は、通常5歳以上で、睡眠中の不随意な排尿が少なくとも週2回、3か月以上続く状態、または本人・家族に明らかな苦痛や生活上の支障がある状態を指します。夜間だけにみられる単一症候性夜尿症と、日中の尿意

停留精巣

ていりゅうせいそう

陰嚢内に精巣が下りていない状態です。男児の生殖器の先天異常として比較的多く、精巣は通常、胎児期後半から出生前後に陰嚢へ下降しますが、その途中で止まります。早産児や低出生体重児では多くみられます。放置す

先天性副腎皮質過形成症

せんてんせいふくじんひしつかけいせいしょう

副腎皮質ホルモンをつくる酵素の先天的異常による病気の総称です。最も多い21水酸化酵素欠損症では、副腎アンドロゲンの過剰により、46,XXの児では外性器の男性化がみられることがあります。46,XYの児で

被虐待児症候群

ひぎゃくたいじしょうこうぐん

虐待によってこどもに起こる、こころとからだの障害をいいます。児童虐待には、身体に傷を負わせる身体的虐待、こどもにわいせつな行為をしたり強要したりする性的虐待、食事・入浴・医療・教育など必要な世話をしな