れじおねらしょう
レジオネラ症
症状と特徴
レジオネラ症には、インフルエンザ様の軽症で自然軽快するポンティアック熱と、重症化しうるレジオネラ肺炎があります。ポンティアック熱は通常24〜72時間程度の潜伏期後に発熱、頭痛、筋肉痛、だるさが現れます。レジオネラ肺炎では通常2〜10日程度の潜伏期後、高熱、せき、息切れ、肺炎、下痢、腹痛、意識障害などが現れ、短期間で重症化することがあります。
原因
レジオネラ・ニューモフィラを代表とするレジオネラ属菌を含むエアロゾルを吸い込むことで感染します。循環式浴槽、温泉・入浴施設、冷却塔、加湿器、給湯設備などの水系が感染源となることがあります。通常、人から人へは感染しません。
治療
ポンティアック熱は通常、解熱などの対症療法で回復します。レジオネラ肺炎では、レボフロキサシンなどのフルオロキノロン系抗菌薬、またはアジスロマイシンなどのマクロライド系抗菌薬を用い、重症例では入院して酸素投与や集中治療を行います。