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ろうじんせいゆうぜい(しろうせいかくかしょう)

老人性疣贅(脂漏性角化症)

症状と特徴

中年以降に顔、頭部、胸、背中などに生じやすい、境界が比較的明瞭な褐色~黒褐色の隆起性病変です。表面はざらつくことがあり、ろうを貼り付けたように見えることがあります。大きさや硬さには幅があります。通常は良性ですが、悪性黒色腫などほかの皮膚腫瘍と見分けが必要な場合があります。

原因

加齢、遺伝的素因、紫外線などが関与すると考えられていますが、発生の詳しい仕組みは完全には解明されていません。

治療

良性で症状がなければ治療は必須ではありません。見た目、かゆみ、衣服との摩擦、出血などで困る場合には、液体窒素による凍結療法、掻爬、電気焼灼、レーザー、切除などを行います。治療後に色素沈着や瘢痕が残ることがあります。短期間に多数の脂漏性角化症が出現・増加する現象はまれで、内臓悪性腫瘍との関連が指摘されることがありますが、これだけでがんの存在を意味するものではありません。体重減少などの全身症状がある場合や、急な変化がある場合は医師に相談します。

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