せいたいけっせつ
声帯結節
症状と特徴
声帯の中央付近に、たこのような小さな隆起が生じます。多くは左右対称です。声帯が十分に閉じなくなり、嗄声、息漏れ声、声のかすれ、高い声が出にくい、声域の減少、発声時の疲れなどが起こります。声を多く使う職業の人、学童期の児童、若い女性などにみられます。
原因
不適切な発声、大声、長時間の会話・歌唱など、反復する声の酷使による慢性的な機械的刺激が主な原因です。
治療
第一選択は、声の使い方を整える音声治療・発声指導、声の休息、十分な水分摂取、悪化因子である喫煙や逆流症への対応です。多くは保存的治療で改善が期待できます。十分な音声治療を行っても持続し、音声障害が強い場合には手術を検討することがあります。小児の声帯結節は、成長や声変わりとともに改善することがありますが、経過観察と発声指導が重要です。