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しょうにとうにょうびょう

小児糖尿病

症状と特徴

口渇、多飲、多尿、頻尿、夜尿の再発、だるさ、疲労感、体重減少などがみられます。1型糖尿病では比較的急に症状が現れることがあります。進行して糖尿病性ケトアシドーシスになると、腹痛、嘔吐、脱水、深く速い呼吸、意識障害などを生じ、命にかかわることがあります。2型糖尿病は無症状のことも多く、学校検尿などで発見される場合があります。糖尿病は、インスリンの不足または作用不足により血糖値が上昇する病気で、主に1型糖尿病と2型糖尿病に分けられます。

原因

1型糖尿病は、主に自己免疫により膵臓のインスリンを作るβ細胞が破壊され、インスリンが著しく不足することで発症します。遺伝的素因と環境因子が関与すると考えられていますが、ウイルス感染が直接の原因であると一律にはいえません。2型糖尿病は、遺伝的素因に、インスリン抵抗性やインスリン分泌低下、肥満、運動不足、食習慣、思春期のホルモン変化などが重なって発症します。肥満のない小児・若年者にも起こりえます。

治療

1型糖尿病では、生涯にわたるインスリン補充療法が基本です。頻回注射法またはインスリンポンプを用い、自己血糖測定または持続血糖測定(CGM)を活用して血糖を管理します。食事は極端な制限ではなく、成長に必要な栄養を確保しながら、炭水化物量などに応じてインスリン量を調整します。運動も推奨されますが、低血糖予防のため運動前後の血糖確認、補食、インスリン調整が必要です。低血糖時に本人の意識があり飲食できる場合は、速効性の糖質(ブドウ糖など)を摂取し、意識障害・けいれん・嚥下困難がある場合は口から飲食させず、グルカゴン投与と救急要請を行います。2型糖尿病では、家族も含めた食事・身体活動・睡眠などの生活習慣支援を基本とし、血糖値や合併症リスクに応じてメトホルミン、インスリンなどの薬物療法を併用します。

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