たかんしょう
多汗症
症状と特徴
必要以上に汗が出て、日常生活に支障を来す状態です。手のひら、足の裏、わき、顔面・頭部などに限局する原発性局所多汗症と、全身に汗が増える続発性全身性多汗症があります。手のひらや足底の多汗は、幼少期~若年期に始まり、緊張などで悪化することがあります。全身性または夜間の発汗は、ほかの病気や薬剤が原因の場合があります。
原因
治療
まず原発性か続発性かを評価し、続発性の場合は原因疾患や薬剤を治療・調整します。局所多汗症には塩化アルミニウム製剤の外用が基本となります。手掌・足底には水道水イオントフォレーシス、わき・手掌・足底などにはボツリヌス毒素注射、部位により抗コリン薬の内服または外用を用いることがあります。重症でほかの治療が無効な手掌多汗症では、胸部交感神経遮断術を慎重に検討しますが、代償性発汗などの副作用があり、わきの下の交感神経を切ることを一般的に行うわけではありません。