つめはくせん
爪白癬
症状と特徴
爪が白色・黄色・褐色に変色し、厚くなり、もろく欠けやすくなります。爪の下に角質がたまり、爪が浮いたようになることもあります。足白癬を合併することが多い一方、爪白癬だけでみられることもあります。通常はかゆみや痛みはありませんが、爪が著しく厚く変形すると、靴で圧迫されて痛むことがあります。
原因
皮膚糸状菌などの真菌(かび)が爪に感染して起こります。足白癬の菌が爪に広がることが多く、爪は菌の温床となって足白癬の再発につながることがあります。
治療
顕微鏡検査や培養・遺伝子検査などで診断を確認したうえで治療します。爪の根元まで広がる場合、複数の爪に及ぶ場合、爪が厚い場合などでは、テルビナフィンやイトラコナゾールなどの経口抗真菌薬が有効なことがあります。ただし、肝機能障害、併用薬、妊娠の可能性などを確認して使用します。軽症例や内服できない場合には、エフィナコナゾール、ルリコナゾールなどの外用抗真菌薬を長期間使用します。爪が生え替わるには足爪でおよそ1年から1年半以上かかることがあり、自己判断で中断せず、医師の指示に従って治療効果を確認します。
関連する病気
この病気を参照している病気
爪甲剥離症
そうこうはくりしょう
爪甲が爪床から浮き、通常は爪の先端または側方からはがれる状態です。浮いた部分は空気が入るため白色から黄白色に見えます。二次的に細菌が増殖すると緑色調になることがあります。
足白癬(水虫)
あしはくせん(みずむし)
足の裏や足趾の間に起こる白癬菌感染症です。足趾の間の皮がむけて白くふやけたり、ひび割れたりする趾間型、足底や足縁に小さな水疱ができてかゆみを伴いやすい小水疱型、足底全体が乾燥して厚く硬くなり細かく皮が
体部白癬
たいぶはくせん(ぜにたむし)
白癬菌が皮膚に付着して増殖し、主に体幹や四肢の毛のある皮膚に病変をつくります。小さな盛り上がった発疹から始まり、周囲へ輪状に広がります。縁は赤く、細かい鱗屑(皮膚の粉)や小水疱を伴うことがあり、中心部