ようぶねんざ
腰部捻挫
症状と特徴
重い物を持ち上げる、立ち上がる、腰をひねる・伸ばすなどを契機に、急な腰痛が起こります。腰の動きが制限され、筋肉のけいれんや圧痛を伴うことがあります。一般に「ぎっくり腰」と呼ばれる急性腰痛の一部に相当します。
原因
腰部の筋肉、筋膜、靱帯などへの急な負荷や微細な損傷が関与すると考えられます。反復する不自然なひねり動作、スポーツ、転倒、交通事故などで起こることがあります。ただし、急性腰痛では痛みの原因組織を特定できない場合も少なくありません。
治療
骨折や神経障害などを除外したうえで、痛みが強い数日間のみ無理な動作を避けますが、長期の安静は避け、可能な範囲で早期に日常活動へ戻ることが勧められます。温熱は痛みを和らげることがあります。必要に応じてアセトアミノフェンやNSAIDsなどの鎮痛薬を使用します。痛みが改善した後は、再発予防のため、体幹・股関節周囲の運動、作業姿勢の見直し、適正体重の維持を行います。