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ちゅういんとうがん

中咽頭がん

症状と特徴

中咽頭は、口を大きく開けたときに見える口蓋垂、軟口蓋、口蓋扁桃、咽頭後壁、舌根などを含む部位です。最も多い組織型は扁平上皮がんです。初期には、飲み込むときの違和感、しみる感じ、のどの痛み、飲み込みにくさ、話しにくさなどがみられますが、症状がないこともあります。進行すると、強い痛み、出血、開口障害、嚥下障害、呼吸困難、首のしこりなどが現れます。

原因

喫煙と飲酒は重要なリスク因子です。近年は、特に口蓋扁桃・舌根に生じる中咽頭扁平上皮がんで、高リスク型ヒトパピローマウイルス(HPV)、主にHPV16の持続感染が重要な原因として知られています。HPV関連がんは、非関連がんと比べて治療成績がよい傾向がありますが、治療方針は病期などを総合して決めます。

治療

早期例では、経口的手術(経口ロボット支援手術を含む)または放射線治療が主な選択肢です。進行例では、化学放射線療法、手術と術後放射線治療または術後化学放射線療法などを行います。頸部リンパ節転移がある、またはその危険が高い場合は、頸部郭清術や頸部への放射線治療を組み合わせます。再発・転移例では、薬物療法として化学療法や免疫チェックポイント阻害薬を用いることがあります。

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