だいたいしんけいつう
大腿神経痛
症状と特徴
太ももの前面から内側にかけての痛み、しびれ、感覚低下がみられます。大腿神経が障害されると、膝を伸ばす力の低下や膝蓋腱反射の低下を伴うことがあります。一方、太ももの外側だけにしびれ・灼熱感・痛みがあり筋力低下を伴わない場合は、外側大腿皮神経の絞扼による感覚異常性大腿痛(meralgia paresthetica)が考えられます。
原因
治療
原因の評価のため、神経学的診察、必要に応じて腰椎・骨盤の画像検査、血液検査などを行います。痛みにはアセトアミノフェンやNSAIDsを用いることがあり、神経障害性疼痛が強い場合は薬剤を追加することがあります。感覚異常性大腿痛では、減量、締め付ける衣類やベルトを避けることが有用です。理学療法、神経ブロックを行うこともあります。腫瘍、血腫、明らかな神経圧迫、進行する筋力低下などがある場合は、原因に対する手術や専門的治療を検討します。