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だいたいしんけいつう

大腿神経痛

症状と特徴

太ももの前面から内側にかけての痛み、しびれ、感覚低下がみられます。大腿神経が障害されると、膝を伸ばす力の低下や膝蓋腱反射の低下を伴うことがあります。一方、太ももの外側だけにしびれ・灼熱感・痛みがあり筋力低下を伴わない場合は、外側大腿皮神経の絞扼による感覚異常性大腿痛(meralgia paresthetica)が考えられます。

原因

大腿神経の症状は、腰椎のL2~L4神経根障害、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄、骨盤内の腫瘤・出血、手術後、糖尿病性神経障害などで起こることがあります。感覚異常性大腿痛は、外側大腿皮神経が鼠径部付近で圧迫されて生じ、肥満、妊娠、きついベルト・衣類、工具ベルトなどが誘因となります。

治療

原因の評価のため、神経学的診察、必要に応じて腰椎・骨盤の画像検査、血液検査などを行います。痛みにはアセトアミノフェンやNSAIDsを用いることがあり、神経障害性疼痛が強い場合は薬剤を追加することがあります。感覚異常性大腿痛では、減量、締め付ける衣類やベルトを避けることが有用です。理学療法、神経ブロックを行うこともあります。腫瘍、血腫、明らかな神経圧迫、進行する筋力低下などがある場合は、原因に対する手術や専門的治療を検討します。

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