ようついついかんばんへるにあ
腰椎椎間板ヘルニア
症状と特徴
原因
椎間板の加齢性変性を背景に、前かがみ、ひねり、重い物を持つ動作などで椎間板に負荷が加わることで発症することがあります。ただし、明らかなきっかけがない場合もあります。遺伝的素因、喫煙、肥満、職業上の反復負荷などが関与する可能性があります。
治療
多くは保存的治療で改善します。急性期は、痛みに応じて活動を調整しつつ、長期の安静は避けます。NSAIDsなどの鎮痛薬を個別のリスクに配慮して用い、状態に応じて理学療法、段階的な運動療法を行います。神経根痛が強く持続する場合には、硬膜外注射・神経根ブロックが短期的な痛みの軽減を目的として検討されることがありますが、効果や適応には個人差があります。牽引療法や温熱療法は一律に有効とはいえず、補助的に扱われます。進行性の筋力低下、馬尾症候群、または十分な保存的治療を行っても強い痛みや生活障害が持続する場合は、内視鏡下手術を含むヘルニア摘出術などの手術を検討します。