ぐんぱつずつう
群発頭痛
症状と特徴
片側の目の奥、眼窩周囲、こめかみに、えぐられるような非常に強い痛みが生じます。1回の発作は通常15分~3時間で、群発期には1日おきから1日複数回の発作を数週間~数か月繰り返します。夜間・早朝に起こりやすく、発作側の目の充血、流涙、鼻水、鼻づまり、顔面の発汗・紅潮、まぶたが下がるなどを伴うことがあります。痛みが強く、じっとしていられず動き回ることがある点も特徴です。群発期の後に寛解期を挟んで再発することがあります。
原因
正確な原因は完全には解明されていませんが、視床下部の体内時計に関係する機能異常や、三叉神経・自律神経系の活性化が関与すると考えられています。男性に多い傾向はありますが、女性にも起こります。群発期の飲酒は発作を誘発しやすく、喫煙との関連も指摘されています。
治療
発作時の第一選択は、高流量の100%酸素吸入(一般に非再呼吸マスクで約12~15L/分、15~20分)と、スマトリプタン皮下注射です。点鼻トリプタンが用いられることもあります。通常の内服鎮痛薬は効きにくく、内服トリプタンは効果発現が遅いことがあります。
群発期には、ベラパミルを中心とする予防治療を行うことがあり、開始時には短期間の副腎皮質ステロイド投与や、その他の予防治療を用いる場合があります。ベラパミル使用中は不整脈の確認のため心電図検査が必要です。群発期は飲酒を避け、禁煙にも取り組みます。
群発期には、ベラパミルを中心とする予防治療を行うことがあり、開始時には短期間の副腎皮質ステロイド投与や、その他の予防治療を用いる場合があります。ベラパミル使用中は不整脈の確認のため心電図検査が必要です。群発期は飲酒を避け、禁煙にも取り組みます。