karada.me karada.me

はしか(ましん)

はしか(麻疹)

症状と特徴

10〜12日程度の潜伏期間の後、発熱、咳、鼻水、くしゃみなどのかぜに似た症状が現れます。結膜炎により、目の充血、目やに、涙、まぶしがる症状がみられることもあります。発熱後数日すると、頬の内側の粘膜に麻疹に特徴的な小さな白い斑点であるコプリック斑が現れることがあります。いったん熱が下がった後に再び高熱となり、顔から始まる赤い発疹が全身へ広がります。発疹は融合して大きく見えることがあり、回復後に一時的な色素沈着を残すことがあります。肺炎、中耳炎脳炎などを合併することがあり、乳幼児、妊婦、免疫機能が低下している人、成人では重症化に注意が必要です。

原因

麻疹ウイルスによる感染症です。空気感染、飛沫感染、接触感染で広がり、非常に感染力が強い感染症です。感染後に免疫を得ることが多いものの、確実な予防にはワクチン接種が重要です。学校保健安全法上、原則として解熱した後3日を経過するまで出席停止となります。

治療

麻疹ウイルスを直接排除する標準的な特効薬はなく、水分・栄養の補給、休養、解熱鎮痛薬などによる対症療法が中心です。抗菌薬は麻疹そのものには効かず、中耳炎や肺炎などの細菌による二次感染が確認または強く疑われる場合に用います。呼吸苦、意識の変化、けいれん、水分がとれない、高熱が続く場合は速やかに医療機関を受診します。予防には麻しん・風しん混合(MR)ワクチンの定期接種が推奨されます。

関連する病気

この病気に関連する病気

くしゃみ

くしゃみ

くしゃみは、鼻粘膜への刺激に対して起こる防御反射です。多くの場合、鼻水を伴います。連続するくしゃみはアレルギー性鼻炎でよくみられ、感染性鼻炎でも起こります。

結膜炎

けつまくえん

結膜は白目の表面を覆う眼球結膜と、まぶたの裏側の眼瞼結膜からなる薄い膜です。結膜炎では、白目やまぶたの裏の充血、目やに、涙目、かゆみ、異物感、まぶたの腫れなどがみられます。原因によっては耳の前のリンパ

中耳炎

ちゅうじえん

中耳に炎症を起こす病気の総称です。急性中耳炎、慢性中耳炎、滲出性中耳炎、航空性中耳炎(気圧性中耳炎)などがあります。それぞれ原因や治療法は異なります。耳痛、耳閉感、難聴、耳だれ、発熱などがみられること

脳炎

のうえん

脳に炎症が起こる病気で、発熱、だるさ、頭痛など、かぜに似た症状で始まることがあります。その後、高熱、頭痛、けいれん、意識障害、行動や人格の変化、麻痺などを起こすことがあります。生命にかかわったり、認知

中耳炎

ちゅうじえん

中耳に炎症を起こす病気の総称です。急性中耳炎、慢性中耳炎、滲出性中耳炎、航空性中耳炎(気圧性中耳炎)などがあります。それぞれ原因や治療法は異なります。耳痛、耳閉感、難聴、耳だれ、発熱などがみられること