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へんどういるすかんせんしょう

ヘンドラウイルス感染症

症状と特徴

潜伏期はおおむね5〜21日とされています。発熱、倦怠感、筋肉痛、頭痛、咳、息切れなどで始まり、重症化すると肺炎、急性呼吸不全脳炎を起こして死亡することがあります。回復後に遅れて神経症状を発症した報告もあります。患者数は非常に少なく、日本国内での患者報告はありません。

原因

ヘンドラウイルスによる人獣共通感染症です。自然宿主と考えられるオオコウモリからウマに感染し、感染したウマの血液、鼻汁、唾液、尿、分娩関連物などに人が接触することで感染します。主にオーストラリアで発生しています。人から人への感染は、これまで確認されていません。

治療

ヒトで承認された特異的治療薬やワクチンはありません。入院のうえ、酸素投与、人工呼吸管理、循環管理、けいれん・脳炎への対応などの集中治療を含む支持療法を行います。感染した可能性のある動物との接触を避け、獣医・公衆衛生当局の指示に従います。オーストラリアではウマ用ワクチンが利用されています。

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