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ほうけい

包茎

症状と特徴

乳幼児・小児では包皮が亀頭からむけない状態は生理的なことが多く、病気とは限りません。成長後も包皮口が狭く、包皮を反転できない、または反転時に痛み・出血・亀頭包皮炎を繰り返す状態は病的包茎として評価します。

包皮を反転できない状態は真性包茎、包皮を根元まで寄せれば亀頭を露出できる状態は仮性包茎と呼ばれます。狭い包皮輪が亀頭の後方を締め付け、包皮を元に戻せず亀頭が腫れて痛む状態は嵌頓包茎です。病的包茎では、亀頭包皮炎の反復、排尿時の包皮の膨らみ、尿線の細さなどを伴うことがあります。

原因

小児では発達上の生理的な包皮の癒着や狭さが主な理由です。病的包茎は先天的な包皮口の狭さのほか、炎症の反復、外傷、瘢痕化、硬化性苔癬などによる包皮輪の線維化・狭窄によって起こります。

治療

小児の生理的包茎は、多くの場合は経過観察でよく、無理に包皮をむく必要はありません。症状のある包皮狭窄や病的包茎では、医師の指導のもとでステロイド外用薬とやさしい包皮の牽引を数週間行うと改善することがあります。改善しない病的包茎、排尿障害、反復する亀頭包皮炎、瘢痕化、嵌頓包茎の再発などでは、包皮形成術または環状切除術を検討します。

嵌頓包茎では速やかに用手整復などの処置が必要で、整復できない場合は緊急の切開処置が必要になることがあります。洗浄は、無理に反転せず可能な範囲で行い、洗浄後に包皮を必ず元の位置へ戻します。包茎と陰茎がんの関連は、衛生状態、慢性炎症、喫煙、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染など複数の因子の一部として考えられます。

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