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きとうほうひえん

亀頭包皮炎

症状と特徴

亀頭および包皮に炎症が起こる状態です。亀頭や包皮の赤み、腫れ、痛み、かゆみ、分泌物や膿、悪臭、排尿時痛などがみられます。おむつ使用中の乳幼児から学童期に多く、潰瘍を伴うこともあります。発熱は多くありませんが、発熱や全身状態の悪化がある場合は、より広い感染症の可能性を考えます。

原因

包皮内に尿、垢、分泌物などがたまること、洗浄不足や洗いすぎ、石けん・おしりふきなどによる刺激、細菌感染、カンジダなどの真菌感染が原因になります。生理的包茎のある小児では起こりやすいことがありますが、包茎だけが唯一の原因ではありません。

治療

ぬるま湯でやさしく洗い、刺激の強い石けんや消毒薬の使用は避けます。小児の包皮は無理にむかず、自然にむける範囲だけを清潔にします。細菌感染が疑われる場合は、診察結果に応じて抗菌薬の外用薬または内服薬を用います。カンジダ感染が疑われる場合は抗真菌薬を用いることがあります。排尿できない、包皮がむけたまま戻らず締め付けられる、強い腫れや発熱がある場合は緊急の診察が必要です。反復する場合は、皮膚疾患、糖尿病、病的包茎などの有無を評価し、必要に応じて泌尿器科で治療を検討します。

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