じへいせいしょうがい(じへいしょう)
自閉性障害(自閉症)
症状と特徴
「自閉性障害(自閉症)」は、現在は自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)に含めて診断されます。発達早期から、①人とのやり取りや非言語的コミュニケーションの難しさ、②年齢相応の対人関係や社会的な状況理解の難しさ、③限定された興味、同じ行動や手順への強いこだわり、反復的な行動、感覚の過敏さ・鈍さなどがみられることがあります。
乳幼児期には、呼びかけへの反応が乏しく見える、共同注意(興味のあるものを人と共有する行動)が少ない、ことばの発達がゆっくり、遊び方が限られる、変化で強く不安定になるなどが気づきのきっかけになることがあります。ただし、乳児期の「泣かない・笑わない」だけでASDを判断することはできません。
症状が軽い場合や知的発達・言語発達にばらつきがある場合は、就学後や対人関係が複雑になる時期に困難が明らかになることがあります。支援が不十分なまま困難が続くと、孤立、いじめ、不登校、不安症、うつ病、強迫症などの二次的な問題につながることがあります。
乳幼児期には、呼びかけへの反応が乏しく見える、共同注意(興味のあるものを人と共有する行動)が少ない、ことばの発達がゆっくり、遊び方が限られる、変化で強く不安定になるなどが気づきのきっかけになることがあります。ただし、乳児期の「泣かない・笑わない」だけでASDを判断することはできません。
症状が軽い場合や知的発達・言語発達にばらつきがある場合は、就学後や対人関係が複雑になる時期に困難が明らかになることがあります。支援が不十分なまま困難が続くと、孤立、いじめ、不登校、不安症、うつ病、強迫症などの二次的な問題につながることがあります。
原因
ASDは生まれつきの脳・神経発達の特性に関連する神経発達症で、遺伝的要因を含む多因子的な要因が関与します。親の育て方や本人の性格が原因ではありません。
治療
本人を無理に「普通」に合わせることではなく、特性を理解し、生活しやすい環境と必要な支援を整えることが基本です。発達段階と個々の強み・困りごとに合わせ、コミュニケーション支援、視覚的な手がかりの活用、予定や手順の構造化、感覚面への配慮、生活技能の練習、学校での合理的配慮、家族への支援などを行います。
かんしゃくや不安定さは、痛み・睡眠不足・感覚刺激・予定変更・意思伝達の難しさなどの背景を確認し、予防的な環境調整と落ち着く方法の支援を優先します。強い易刺激性、攻撃性、自傷行為、睡眠障害、不安・抑うつ、注意欠如・多動症などがあり、支援だけでは生活への支障が大きい場合には、併存症や関連症状に対して専門医が薬物療法を検討することがあります。ASDの中核特性そのものを治す薬は確立していません。
かんしゃくや不安定さは、痛み・睡眠不足・感覚刺激・予定変更・意思伝達の難しさなどの背景を確認し、予防的な環境調整と落ち着く方法の支援を優先します。強い易刺激性、攻撃性、自傷行為、睡眠障害、不安・抑うつ、注意欠如・多動症などがあり、支援だけでは生活への支障が大きい場合には、併存症や関連症状に対して専門医が薬物療法を検討することがあります。ASDの中核特性そのものを治す薬は確立していません。