すいみんしょうがい
睡眠障害
症状と特徴
原因
治療
関連する病気
この病気に関連する病気
不眠症
ふみんしょう
寝つきが悪い、夜中に何度も目覚める、予定より早く目覚めて再び眠れない、眠った感じがしないなどがあり、日中の眠気、疲労感、集中力低下、気分の不調、仕事や学業への支障を伴います。十分な睡眠機会・環境がある
過眠症
かみんしょう
夜間に十分な睡眠時間をとっているようにみえても、日中に耐えがたい眠気がある、意図せず眠り込む、朝に起きられない、長時間眠ってもすっきりしないなどの症状がみられます。ナルコレプシーは中枢性過眠症の一つで
ナルコレプシー
なるこれぷしー
中枢性過眠症の一つで、日中に強い眠気があり、会議中、会話中、食事中などでも意図せず眠り込むことがあります。ナルコレプシー1型では、笑う・驚くなどの感情を契機に、意識は保たれたまま力が抜ける情動脱力発作
周期性四肢運動障害
しゅうきせいししうんどうしょうがい
睡眠中に、主に下肢が一定の間隔で繰り返し動く状態です。本人が目覚めたり、同床者が脚の動きに気づいたりすることがあります。睡眠が分断されることで、睡眠の質の低下、日中の眠気、疲労感などが生じることがあり
睡眠時無呼吸症候群
すいみんじむこきゅうしょうこうぐん
睡眠中に呼吸が止まる、または浅くなることで、睡眠が分断され、日中の強い眠気、熟睡感の欠如、疲れやすさ、集中力・記憶力の低下、起床時の頭痛などが起こります。大きないびき、いびきが途中で止まり、あえぐよう
むずむず脚症候群
むずむずあししょうこうぐん
安静時、とくに夕方から夜間に、脚を動かしたくなる強い欲求と、むずむずする、虫がはう、痛がゆいなどの不快な感覚が起こります。歩く、脚を動かす、伸ばすなどで一時的に軽くなることが特徴です。入眠が妨げられ、
睡眠時随伴症
すいみんじずいはんしょう
睡眠中または睡眠から目覚める途中に、異常な行動、恐怖、発声、歩行、夢の再現などが起こる状態の総称です。代表的なものには、悪夢障害、睡眠驚愕障害(夜驚症)、睡眠時遊行症(夢遊病)、レム睡眠行動障害があり
この病気を参照している病気
脳卒中後遺症
のうそっちゅうこういしょう
脳卒中後には、片麻痺、しびれ、歩行障害、手の使いにくさ、失語症、ろれつ障害、嚥下障害、視野障害などが残ることがあります。また、注意障害、記憶障害、遂行機能障害、感情失禁、意欲低下、抑うつ、不眠、せん妄
てんかん
てんかん
てんかんは、脳の神経細胞の一時的な過剰な電気活動によって、発作を繰り返す脳の病気です。発作は焦点起始発作(以前の部分発作)と全般起始発作などに分類されます。焦点起始発作では、からだの片側の一部がけいれ
認知症
にんちしょう
認知症は、いったん発達した認知機能が脳の病気などによって低下し、日常生活や社会生活に支障が生じる状態です。加齢による軽い物忘れとは異なり、経験した出来事自体を忘れる、新しいことを覚えにくい、同じ質問を
アルツハイマー病
あるつはいまーびょう
アルツハイマー病は認知症の最も多い原因です。多くは65歳以降に発症しますが、65歳未満で発症する若年性アルツハイマー病もあります。初期には新しい出来事を覚えにくい、同じことを何度も尋ねる、物を置いた場
レビー小体型認知症
れびーしょうたいがたにんちしょう
レビー小体型認知症(DLB)は、認知機能の低下に加え、注意力や覚醒度が時間帯・日によって大きく変動する認知機能の変動、具体的で繰り返す幻視、動作が遅い・筋肉がこわばる・歩幅が小さい・転びやすいなどのパ
鼻詰まり
はなづまり
鼻詰まりは、鼻の空気の通りが悪く、鼻呼吸が十分にできない状態です。長引くと、口呼吸によるのどの乾燥、いびき、睡眠障害、日中の集中力低下、頭重感などを伴うことがあります。
鼻中隔弯曲症
びちゅうかくわんきょくしょう
鼻腔を左右に分ける鼻中隔が左右どちらかへ曲がる、または突出する状態です。多くの人に程度の差はあるものの、症状がない場合は治療不要です。弯曲が強いと、片側または両側の鼻詰まり、口呼吸、いびき、鼻出血、睡
鼻茸(鼻ポリープ)
はなたけ(はなポリープ)
鼻茸は、鼻腔や副鼻腔の粘膜に慢性炎症が続くことで生じる、半透明でやわらかい浮腫性の病変です。一般に悪性腫瘍ではありません。鼻水、鼻詰まり、後鼻漏、嗅覚低下・嗅覚脱失が主な症状です。大きくなると鼻腔をふ
舌痛症
ぜっつうしょう
舌の先端や縁を中心に、やけどをしたようなヒリヒリ感、しみる痛み、灼熱感を感じます。見た目に明らかな異常がないことも多く、痛みは日中に増し、食事中や睡眠中には軽くなる傾向がありますが、個人差があります。
咬耗症
こうもうしょう
前歯の先端や奥歯の噛み合う面が平らにすり減る状態です。程度の差はあっても歯の咬耗は多くの人にみられます。初期には自覚症状がないことが多い一方、象牙質まで及ぶと黄色調の部分が現れ、冷温刺激や歯ブラシでし
食道神経症
しょくどうしんけいしょう
検査で明らかな器質的異常が見つからないにもかかわらず、のど・食道の違和感、胸部つかえ感、嚥下しにくさ、胸部圧迫感、胸焼け様症状、食道の痛みや胸痛などを感じる状態です。現在は「食道神経症」という呼称より
慢性腰痛症
まんせいようつうしょう
慢性腰痛は、一般に痛みが3か月(12週間)以上続く腰痛を指します。鈍い痛みが持続するほか、動作時痛、座位や立位の継続による悪化、活動量や睡眠、仕事・生活への支障を伴うことがあります。じっとしていても痛
心因性腰痛
しんいんせいようつう
画像検査や診察で痛みを十分に説明できる構造的異常がみつからない、または見つかった異常だけでは症状を説明しにくい慢性腰痛で、ストレスや心理社会的要因が痛みの強さや持続に大きく関係している状態です。痛みは
胃神経症
いしんけいしょう
「胃神経症」は現在では正式な診断名としてはあまり用いられず、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群、反すう症、摂食障害、不安症・抑うつ症などとの関係を評価します。上腹部のもたれ、不快感、膨満感、げっぷ、
尿崩症
にょうほうしょう
抗利尿ホルモン(バソプレシン)の作用不足により、薄い尿が多量に出る病気です。成人では一般に1日3L以上の尿が持続する場合を多尿の目安としますが、尿量は体格や飲水量で異なります。強い口渇、多飲、夜間頻尿
神経性頻尿
しんけいせいひんにょう
「神経性頻尿」は現在、心因性頻尿、機能性頻尿などの語で説明されることがあります。明らかな器質的疾患が確認されないにもかかわらず、日中に頻回に排尿したくなる状態です。排尿量が少ないことが多く、不安や緊張
男性の更年期障害
倦怠感、意欲低下、抑うつ気分、いらだち、不安、集中力や記憶力の低下、睡眠障害などがみられることがあります。身体面では、ほてり、発汗、めまい、筋力低下、関節痛、内臓脂肪の増加などがみられる場合があります
低カリウム血症
ていカリウムけっしょう
血清カリウム値が一般に3.5mEq/L未満の状態です。軽症では無症状のこともありますが、倦怠感、筋力低下、筋けいれん、便秘、腹部膨満、多尿、口渇などが起こります。重症では四肢麻痺、呼吸筋の筋力低下、横
パーキンソン病
ぱーきんそんびょう
多くは中高年以降に発症し、ゆっくり進行します。主な運動症状は、安静時振戦(じっとしているときのふるえ)、筋固縮(筋肉のこわばり)、動作緩慢・無動、姿勢保持障害です。症状は片側から始まることが多く、歩幅
ハンチントン病
はんちんとんびょう
多くは成人期に発症し、顔、手足、体幹に、踊るような不規則で予測しにくい不随意運動(舞踏運動)が現れます。進行すると、歩行、会話、食事、仕事などの日常生活が難しくなります。運動症状のほか、注意・判断・計
脊髄小脳変性症
せきずいしょうのうへんせいしょう
脊髄小脳変性症は、小脳性運動失調を主症状とする進行性疾患群の総称です。歩行時のふらつき、足を広げた歩き方、方向転換時の不安定さ、手を目標へ伸ばす際の震えや不正確さ、字が書きにくい、ろれつが回りにくいな
自律神経失調症
じりつしんけいしっちょうしょう
「自律神経失調症」は、疲労感、だるさ、のぼせ、冷え、不眠、気分の不調、めまい、頭痛、しびれ、立ちくらみ、動悸、顔面紅潮、息切れ、のどの違和感、吐き気、嘔吐、胃の不快感、胸やけ、下痢、便秘、腹部膨満感、
高山病
こうざんびょう
高地へ急速に移動した後に起こる病気の総称です。急性高山病は一般に標高2,500m以上で起こりやすく、到着後6〜12時間から数日以内に、頭痛に加えて食欲不振、吐き気・嘔吐、倦怠感、めまい、ふらつき、睡眠
慢性疲労症候群
まんせいひろうしょうこうぐん
現在は筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)と呼ばれることが多い病気です。原因不明の強い疲労・倦怠感によって日常生活や就学・就労の機能が大きく低下し、通常は6か月以上続きます。少しの身体的・精
線維筋痛症
せんいきんつうしょう
骨・関節・筋肉などに明らかな炎症や損傷が見つからないことが多い一方、全身の広い範囲に痛みが3か月以上続きます。疲労感、睡眠の質の低下、こわばり、頭痛、しびれ感、集中しにくさ・記憶の不調、抑うつや不安を
化学物質過敏症
かがくぶっしかびんしょう
香料、洗浄剤、塗料、排気ガスなどへの曝露を契機として、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感、目・鼻・のどの刺激感、皮膚症状、集中困難など、多様で非特異的な症状を訴える状態です。少量のにおいなどでも症状が出ると
アトピー性皮膚炎
あとぴーせいひふえん
強いかゆみを伴い、よくなったり悪くなったりを繰り返す慢性の湿疹です。乳幼児では顔や頭、首、体幹、手足に、乾燥、赤み、ぶつぶつ、じゅくじゅく、かさぶたなどがみられます。年齢が上がると、首、肘や膝の内側、
アトピーとストレス
アトピー性皮膚炎では、外見からわかる皮膚症状、いつ治るかわからない不安、かゆみなどの不快感がストレスとなることがあります。ストレスや睡眠不足はかゆみを強め、かくことでさらに皮膚炎が悪化する「かゆみ・掻
帯状疱疹後神経痛
たいじょうほうしんごしんけいつう
帯状疱疹の皮疹が治った後も、痛みが3か月以上続く状態です。焼けるような痛み、刺すような痛み、電気が走るような痛み、衣服が触れるだけでも痛い感覚過敏などがみられます。高齢者、急性期の痛みや発疹が強かった
子宮がん、術後のトラブル
しきゅうがん じゅつごのとらぶる
子宮がん手術、とくに広い範囲の子宮摘出やリンパ節郭清の後には、排尿しにくい、尿が残る、尿意を感じにくいなどの排尿障害が起こることがあります。また、脚や外陰部のむくみ、重だるさ、皮膚の張りを伴うリンパ浮
こころの病気の種類と治療
こころのびょうきのしゅるいとちりょう
精神疾患には、不安が強く動悸・息苦しさ・めまいなどを伴う不安症、強いストレス後に記憶や意識・自己感覚に変化が現れる解離症、持続する対人関係や感情調整の困難を特徴とするパーソナリティ症、抑うつまたは気分
全般性不安障害
ぜんぱんせいふあんしょうがい
仕事、学業、家族の健康、経済、日常の細かなことなど、複数の事柄について過度な不安や心配が続き、自分でコントロールしにくい状態です。診断上は一般に6か月以上続くことが目安になります。落ち着きのなさ、疲れ
解離性障害
かいりせいしょうがい
強いストレスや心的外傷などに関連して、記憶、自己意識、感覚、運動、行動の連続性が一時的または持続的に損なわれる状態です。主な症状には、特定の出来事や期間の記憶が思い出せない解離性健忘、混乱や健忘を伴っ
身体化障害
しんたいかしょうがい
消化器症状、痛み、しびれ、かゆみ、疲労感など、複数の身体症状が長く続き、日常生活に支障を来すことがあります。従来の「身体化障害」は、長期間にわたる多彩な身体症状を指す診断名でした。現在は主に「身体症状
疼痛性障害
とうつうせいしょうがい
痛みが長く続き、仕事、睡眠、家事、対人関係などに大きな支障を来す状態です。従来の「疼痛性障害」は、心理的要因が痛みの発症・持続に強く関係すると考えられた診断名です。現在は慢性疼痛として、侵害受容性疼痛
心的外傷後ストレス障害(PTSD)
しんてきがいしょうごストレスしょうがい
自然災害、事故、暴力・犯罪、戦争、虐待、性的被害、突然の悲惨な死など、生命・身体の安全を脅かす出来事を直接体験する、目撃する、近親者に起きたことを知る、職業上くり返し詳細に接することなどの後に生じる障
大うつ病性障害
うつびょう
大うつ病性障害では、抑うつ気分または興味・喜びの著しい低下の少なくとも一方を含む症状が、ほぼ毎日、2週間以上続き、生活に支障を来します。意欲低下、疲れやすさ、集中困難、決断困難、自責感・無価値感、食欲
初老期うつ/老年期うつ
しょろうきうつ/ろうねんきうつ
高齢期のうつ病では、気分の落ち込みだけでなく、不眠、食欲低下、疲労、意欲低下、心気的な訴え、焦燥、認知機能の低下のような症状が目立つことがあります。うつ病による認知機能低下は、適切な治療で改善すること
更年期うつ
こうねんきうつ
更年期に抑うつ気分、不安、意欲低下、不眠、集中困難などが現れることがあります。ほてり、発汗、月経変化などの更年期症状と同時にみられる場合もありますが、症状があるだけで「更年期うつ」とは診断できず、うつ
不眠症
ふみんしょう
寝つきが悪い、夜中に何度も目覚める、予定より早く目覚めて再び眠れない、眠った感じがしないなどがあり、日中の眠気、疲労感、集中力低下、気分の不調、仕事や学業への支障を伴います。十分な睡眠機会・環境がある
過眠症
かみんしょう
夜間に十分な睡眠時間をとっているようにみえても、日中に耐えがたい眠気がある、意図せず眠り込む、朝に起きられない、長時間眠ってもすっきりしないなどの症状がみられます。ナルコレプシーは中枢性過眠症の一つで
睡眠時随伴症
すいみんじずいはんしょう
睡眠中または睡眠から目覚める途中に、異常な行動、恐怖、発声、歩行、夢の再現などが起こる状態の総称です。代表的なものには、悪夢障害、睡眠驚愕障害(夜驚症)、睡眠時遊行症(夢遊病)、レム睡眠行動障害があり
睡眠時遊行症
すいみんじゆうこうしょう
睡眠中に起き上がって歩き回る、目的のあるように見える行動をする、話しかけても反応が乏しいなどの状態です。主に睡眠前半の深いノンレム睡眠中に起こり、翌朝には通常その間の記憶がありません。一般に夢遊病とも
その他の摂食障害
そのたのせっしょくしょうがい
摂食障害には、神経性やせ症や神経性過食症以外にも、過食性障害、回避・制限性食物摂取症、異食症、反芻症などがあります。過食性障害は、コントロールできない感覚を伴う過食を繰り返しますが、神経性過食症のよう
症状精神病
しょうじょうせいしんびょう
「症状精神病」は現在では古い用語で、身体疾患、内分泌・代謝異常、感染症、薬剤・物質などにより生じる精神症状を指します。うつ症状、不安、幻覚・妄想、睡眠障害、認知機能低下、意識や注意の変動を伴うせん妄な
月経の異常
げっけいのいじょう
月経周期、出血の持続日数、出血量、随伴症状が通常の範囲から外れ、生活に支障を来す状態です。初経後数年は排卵が安定せず不規則なことがあります。成人では月経周期24〜38日、出血期間はおおむね8日以内が一
女性の更年期障害
じょせいのこうねんきしょうがい
更年期は、卵巣機能が低下し始めてから閉経を経て閉経後に至る移行期で、一般には45〜55歳頃にみられます。閉経は、ほかの原因がない12か月間の無月経を後から確認して診断します。日本人の自然閉経年齢の平均
広汎性発達障害
こうはんせいはったつしょうがい
「広汎性発達障害」は、以前用いられた診断名です。現在は、国際的には主として「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)」に整理されています。ASDでは、社会的コミュニケーションや対人相互作用
自閉性障害(自閉症)
じへいせいしょうがい(じへいしょう)
「自閉性障害(自閉症)」は、現在は自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)に含めて診断されます。発達早期から、①人とのやり取りや非言語的コミュニケーションの難しさ、②年齢相応の対人関係や社
注意欠如・多動症(ADHD)
ちゅういけつじょ・たどうしょう
不注意、多動性、衝動性が、年齢や発達段階に比べて強く、家庭・学校など複数の場面で持続し、生活や学習、人間関係に支障を生じる神経発達症です。不注意では、課題や遊びに集中し続けにくい、忘れ物・なくし物が多
不登校
ふとうこう
不登校は病名ではなく、心理的、情緒的、身体的または社会的要因により登校できない・登校しにくい状態を指します。文部科学省の調査では、病気や経済的理由を除き、年間30日以上欠席した児童生徒を不登校として集
素行障害
そこうしょうがい
素行症(従来の素行障害)は、他者の基本的権利や年齢相応の社会的規範を繰り返し侵害する行動パターンです。人や動物への攻撃、脅迫・いじめ、物の破壊、放火、盗み、重大な規則違反などが含まれます。単発の反抗や
家庭内暴力
かていないぼうりょく
家族に対して暴言、脅迫、物の破壊、身体的暴力などを繰り返す状態です。思春期には親子間の衝突が起こることがありますが、暴力によって家族を支配する、頻度や強さが増す、家族が恐怖を感じる、けがや物損が生じる