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かかんきしょうこうぐん

過換気症候群

症状と特徴

発作的に呼吸が速く深くなり、息が吸えない感じ、胸部圧迫感、動悸、めまい、ふらつき、手足や口の周りのしびれ、手足のこわばり・けいれん様症状が現れることがあります。不安や恐怖が症状を増幅し、さらに過換気が強まる悪循環を生じることがあります。若年者にみられることがありますが、性別・年齢だけで判断せず、身体疾患の可能性を確認することが重要です。

原因

不安、恐怖、ストレス、パニック発作などを契機に換気が過剰となり、血液中の二酸化炭素が低下して呼吸性アルカローシスを起こすことで、しびれや筋のこわばりなどが生じます。ただし、肺塞栓症、喘息、心不全、肺炎、糖尿病性ケトアシドーシスなどでも呼吸が速くなるため、過換気症候群と決めつけないことが重要です。

治療

安全な場所で座るなど楽な姿勢をとり、周囲の人は落ち着いた声かけを行います。ゆっくりした呼吸を促し、吸うよりも吐く時間をやや長くする呼吸法を用いることがあります。紙袋で呼吸するペーパーバッグ法は、酸素不足を悪化させたり、肺塞栓症や喘息などを見逃したりするおそれがあるため、現在は一般に推奨されません。発作を繰り返す場合は、認知行動療法などの心理療法、ストレス対処、必要に応じて不安症・パニック症に対する薬物療法を検討します。

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