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かんとんじゅうけつせんちゅうしょう

広東住血線虫症

症状と特徴

感染後およそ1~3週間で、発熱、強い頭痛、吐き気・嘔吐、首のこわばり、感覚異常などを伴う好酸球性髄膜炎を起こすことがあります。多くは数週間で改善しますが、重症例では髄膜脳炎、神経障害、意識障害を来し、まれに死亡することがあります。

原因

広東住血線虫の幼虫をもつカタツムリ、ナメクジ、カエル、エビ、カニなどを生または加熱不十分な状態で食べることにより感染します。野菜に付着した小さなナメクジなどを誤って摂取することもリスクとなります。流行地域で多い感染症ですが、日本国内でも散発例が報告されています。

治療

治療は頭痛・嘔吐などに対する対症療法が中心です。髄膜炎が疑われる場合は入院し、髄液圧を下げるための腰椎穿刺や、炎症を抑える副腎皮質ステロイドが用いられることがあります。駆虫薬の使用は病状・時期によって利益と炎症悪化の懸念を慎重に評価する必要があるため、感染症・神経疾患の専門医が判断します。

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