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こぶはくせん(いんきんたむし)

股部白癬(いんきんたむし)

症状と特徴

太ももの内側、鼠径部、臀部などに、強いかゆみを伴う赤い発疹が生じます。病変は周辺へ弓状・環状に広がり、縁が赤く盛り上がって鱗屑(皮膚の細かなはがれ)や小さな水疱を伴うことがあります。中心部は比較的軽く見えることがあります。陰嚢は侵されにくい傾向がありますが、湿疹、カンジダ症、乾癬などとの区別が必要です。

原因

真菌(かび)の一種である白癬菌が皮膚で増殖して起こります。足白癬(水虫)から手指や下着を介して広がることがあり、汗、蒸れ、肥満、密着する衣類、糖尿病、免疫機能の低下などが悪化・発症の要因になります。

治療

抗真菌薬の外用が基本です。見た目の発疹が改善した後も、医師の指示に従って一定期間塗布を続けます。広範囲、再発を繰り返す場合、外用で改善しない場合には、内服抗真菌薬が必要になることがあります。患部を洗ってよく乾かし、通気性のよい下着を用い、汗をかいた衣類は交換します。足白癬があれば同時に治療します。ステロイド外用薬を自己判断で単独使用すると悪化・不明瞭化することがあるため避けます。

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